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さっきまでエアコン
入れてたのに

夜風 また
涼しく

網戸にし

数多病んだ肉体精神
はぁと深々ため息つき
耐えながら

相変わらず

夜闇の静かさ響き
安らぎ感受す ....
涼やかな夜風、
網戸から流れ来て

私は病んだ肉体の苦、
抱え耐えながら

己を委ね預ける

流れ来て触れ包む、
風の優しさに精霊に

内なる魂 ふと目醒め燃え立ち
心に雛菊を抱き
淡い光のなか遊ぶ
静けさと均衡保ち

その時を待っている、

記憶のさらに奥から
現れ出る瞬間の光景
肉体から離れ出た魂
というリアル、
意味は枯れていき
永遠の ....
幾つもの電線、
黒々絡み走る
その先に
曇天、
もっさり灰色雲
重なり
どんより動かず、
青の色彩
いよいよ濃くした
紫陽花、眼前に微か揺れる

梅雨入りの気配、
濃密に漂い出 ....
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
眩しいくらい
生命の純粋
恐ろしいほど
生命の威力

新緑の季節、進み深まり
道向こうの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ盛り上げ
五月の青空、五月の風に ....
あなたとわたし
分かり合えないまま
会話を続け

紅茶とチーズケーキとコーヒーと

あなた うんうんと
うなずき
わたし ひたすら
ことば紡ぎ
あなた そっかそっか
相槌打つ
 ....
割れた瞳で待っていて
闇を突き抜け語りかける
余計な脂肪は要らないから
遊び場に寄って削ぎ落とし
日々の魂の努め果たしながら
流された涙と哀しみ噛みしめ
愛する貴女に逢いにいく

逢い ....
独りの魂の
高い壁が
うねっている

青を含み
空は曇天
渦を巻き
唸っている、
叫んでいる、

糸杉は色濃く戦慄き

野性の風 吹き荒れ
灼熱の太陽、消える星


意 ....
世の光に照らされ
新緑の濃密、鮮烈照り輝き

意識、呑み込む季節のどよめき

世の光に葉脈浮き立ち
緑の揺らぎ、今や無限の流浪

わたし、この世の一つの眼に成る
深緑は私の祖、

収縮と拡張
繰り返す
私たちの命、

源たどれば皆 同一。
庭のツツジは黄白く色褪せ枯れ萎み
私の肉体は滅び死につつ在る過程

ホントの愛、
無条件に貴女に委ね帰依すること、

わたしは忘れている
きっとチーズケーキ
食べながら取り戻す

 ....
ひなたぼこ、
光の海を泳いでる
私の心はふわふわり

さっき夢に見たよ、
あけっぴろげのあなたを
初めて立ち上がるあなたを
珍しそうに言葉に触れるあなたを

僕ら、光の向こうからやっ ....
このしずかな慈しみの流れ、
今日もあおいあおい街並み
浸しながら伸びてゆく包んでゆく

かつての子が
ヒメジョオン咲き生い茂る野原を駆け廻った時、
世界はこの子を慈しみの流れに浸しただろう ....
あらゆる叶えられなかった思い
置き去りにしわたしは進む
哀しみの滴、溢しながら
さらにわたしはすすむ
円環の街を後にして
わたしはすすむ
歌声の確かさ
霊性の思考
導かれて

円環 ....
夢の底を揺蕩えば
思い出の予感に
陶然となる
夢の向こうとこちら側
遠く近く狭まって
底の底に横たわる
わたし独りのたましいが
融通無碍に踊り出す
進む夜の青い時
深い眠りに揺蕩って ....
ふわり風に包まれた神の息吹き
木立の緑そよぎ群れ飛ぶ鳥たち
春の衣を纏った精霊たちの揺動

私は気付けばこの大地に立っていた
肉体という存在で大地を踏み締めていた
哀しみを携えながら無常を ....
コンビニの
旗、微かに揺れ

空の青、
ビルの隙間に見え隠れ

人々の
途、行き過ぎる

それぞれ
霊性の核、宿し

在ることの奇跡
漲る陽光、照らし出し

コンビニの
 ....
水滴、溜まりに輪を描く
今日は雨降り
里の童たち、
押し入れの秘密基地で
遥か遠い夢をみる
平行線がある
それは、
見えない地平線だ
彼は言う、
此処が全てだと

死は霧のなか、
死は厳粛な移行、

愛する扉は開いている
凍結した大地はひび割れ
流され行く氷山の上の肉体 ....
雨降る音 銀の色
空の高みから降り注ぐ
銀の無窮の音の連弾

私の意識の底から湧く
この愛惜と郷愁と憧憬を
何処にも属さず注ぎ込む、
そんな場所を見い出すため
渦巻く銀河の隅っこで
 ....
街道沿い、ひとりいく
雨降りの今日、水飛沫あげ
何台かの車、通り過ぎ
雨垂れ、傘に沿い落下する

春の深まり上がる気温、
冷ましひんやり雨降りの今日
浮遊するよな心持ち、
まるで何かに ....
溌剌と
朝の風、
ひんやり受け
ふわり進む

陽の光に照り輝く
公園の緑、生い茂る葉に
排気ガスの白煙もんわり
車列は続く、街道の奥まで
陽の光の下歩く僕、
騒音と静かさの狭間を
 ....
朝に目覚めて
濡れ光るアスファルト、
無数の影、映し

傘、さしたり ささなかったり

遠く近い山並み、蒼く連なり

冷たい風吹くなか
人、忙しい営みに生き
人、愛し愛され裏切り裏 ....
真白く波打ち
降って来る
後から後から
降って来る
もう無数の花びら
降って来る

葉桜に近付く桜の大樹、
夜通し自らの実り散らし
花は花びら 時の空隙埋め
ひたすら花吹雪舞わせ続 ....
南方より吹き荒れる風に
灰の雲たち トグロ巻き
揺れなびく 樹木の群れ

而して、然り

不動の糸杉 帰属先欠き
泰然と独り 深緑の壁、

築き、響かせ、天を突き
安らいでいる
昨夜の疼痛発作、
嘘のように
安らいでいる

街は今、彩り豊かな遠景
浮き上がり消える美の残照
時は静止し息を潜め
奥まる意識に桜の花、
散らす はらはらと

はら ....
真っ直ぐ容赦なく進む時間に
春、桜の花 絢爛に舞う

花道、進み全身を浸せば
不思議なくらい、
瞬間 瞬間 現れ出て

花吹雪はいずれ
私という存在に垂直に降り
時間という緩慢な容赦 ....
淡々 降り続ける雨、朝の
しずかさ 穿ち
すぅと冷気孕み
規則正しく輪を広げる路面の水溜まり
いくつも、いくつも 遠去かり近づき

急ぎ歩く人、また人

揺れる傘の群れから水滴は落ち
 ....
朝に桜並木を通るたび
垂れ下がる何本かの枝に
無数育つ花芽を観る

今朝に花芽はもう目一杯、
膨らみ茶黄色に揺れながら
花開くその時に備えている

沈黙のうちに生成し
盛り上がる命の ....
朝の歩道沿いの桜並木、
垂れ伸びた枝の此処彼処
赤らみ膨らむ無数の芽、
じわりじんわり時を待つ

老婆が立ち止まりそれを見ている
ぶつぶつ宙に言葉放ち
じっと動かず凝視して

この六 ....
リリーさんのひだかたけしさんおすすめリスト(95)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜風2- ひだかた ...自由詩4*23-6-7
夜風- ひだかた ...自由詩3*23-6-5
心に雛菊を抱きながら- ひだかた ...自由詩4*23-6-3
ブルー- ひだかた ...自由詩423-5-29
生命の力動〇上昇、そして下降- ひだかた ...自由詩323-5-24
紅茶とチーズケーキとコーヒーと- ひだかた ...自由詩4*23-5-20
逢いにいく- ひだかた ...自由詩3*23-5-19
痕跡(改訂)- ひだかた ...自由詩323-5-12
新緑の眼- ひだかた ...自由詩3*23-5-10
夜想53〇深緑- ひだかた ...自由詩4*23-5-9
ツツジ、生きなやむ- ひだかた ...自由詩4*23-5-8
ひなたぼこ- ひだかた ...自由詩8*23-5-5
春の光に芽吹く- ひだかた ...自由詩7*23-5-4
進化3- ひだかた ...自由詩5*23-5-3
夢の底(改訂)- ひだかた ...自由詩723-4-29
接触- ひだかた ...自由詩7*23-4-28
この真昼時に- ひだかた ...自由詩623-4-27
童夢- ひだかた ...自由詩323-4-26
平行線- ひだかた ...自由詩5*23-4-19
雨の木霊- ひだかた ...自由詩3*23-4-15
雨降りの今日に- ひだかた ...自由詩3*23-4-15
今日の命- ひだかた ...自由詩5*23-4-3
記憶の奥- ひだかた ...自由詩423-4-2
花吹雪- ひだかた ...自由詩5*23-3-30
糸杉- ひだかた ...自由詩423-3-29
安らぎの時- ひだかた ...自由詩6*23-3-21
桜の花舞うこの時に- ひだかた ...自由詩5*23-3-19
雨の土曜日- ひだかた ...自由詩6*23-3-18
花芽のうた- ひだかた ...自由詩8*23-3-12
桜並木- ひだかた ...自由詩723-3-6

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