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眠っている、舟の
漕ぎだすその先の朝が、
眠っている


イメージが形になっていく、その
次の瞬間に
雲は切れ、空の裏側にはおそらく
比類なき明日が
ただ 立っている
としても、底 ....
パーティーは散々だった
おやすみ、のあいさつの方角へと
だいだい色のシロップが
ゆっくりと流れて 
しだいに
粘性を増してゆく、
夜の


水の底で ゆうべ、まき散らされて
わたし ....
空が割れて
夏で満たされたプールで
泳いでいる
さかなのアンテナで
誰とも触れることなく、すり抜けて
泳いでいる
すれちがう誰もさようならをうたわない


体の中心がどこなのか
わ ....
はかりしれないほど
スィートな加速度で
ぼくたちは走っていたので
日々の円周ばかりを、何十回とまわり
あしたの記憶だけ
どこかに置いてきてしまった


クラクションが、鳴ってる

 ....
 水たまり広がる波紋に耳すましきみのリズムでやってくる夏



 砂浜に置いてきたもの捨てたものロケット花火と添い寝する夜



 8月のリップカールのてっぺんで届きますよにぼくのメロ ....
紫音さんの望月 ゆきさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
漕ぎだす波の、浅い- 望月 ゆ ...自由詩24*06-1-4
過酸化水素の夢- 望月 ゆ ...自由詩45*05-9-16
満水の夏- 望月 ゆ ...自由詩37*05-8-15
クラクションが、鳴ってる- 望月 ゆ ...自由詩13*05-6-4
メトロノームの夏- 望月 ゆ ...短歌37*05-5-30

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