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繋がり

湯上がり

一人きり
思うに俺は、生まれてすぐに、育つはずのない骸の中に押し込まれ、どういうわけか上手い具合に育ってしまったというわけだ、ある初夏の午後、歪み木細工の椅子に沈んでぼんやりとしていた俺はふとそんな考えに行 .... 海が果てまで引いてしまった砂浜で
音が空白に吸い込まれてしまった砂浜で
命が香りを流され尽くしてしまった砂浜で

呼ばれてもいない
道化師がひとり
断絶から浮かび出る

世の中から剥が ....
紙でできた飛行機が
街の上空を飛んで行く
折った人は
わけあって何処にも行けない
代わりに紙の飛行機が
飛び立つというわけだ
日曜の午後
雲一つない青空
街全体に
あきらめとなぐさめ ....
飛び立つ背に涙を見せなくなってから、私はよく笑うようになりました。悲しみに暮れる日も傍に居てくれた事だけが支えではないことを知って。ありがとうって伝えたい事があるの。全ての思い出に題名がついている毎日 ....  明け方の情景
 聞こえる鳥たちの声
 満ちてゆく心
 窓を開けると初夏の匂いがした。

 私の庭では赤いカーネーションが花を咲かせている。
 母に贈ろうか。
 親不孝を重ねてき ....
蓮華

向日葵

百日紅
物流倉庫は四角を縦横へ移動させるだけのスライドパズルだ
使用感の強い折りたたみコンテナが今日も
コンベヤベルト上を強い使命感のもとに走っている
くわえ煙草の検品係はまたハンドリフトのキックボード ....
山頂の光と影と馨りに届かぬ蛍と傅カシズく、
まるで紙吹雪の鏡写しのような
奇病、らしさ不束にも視線を預ける

薄化粧の貝塚を通り過ぎ 
伝書鳩の半分の血を 
白装束とする臆病な子猫の、
 ....
悪い癖だとわかってる
ぐちゃぐちゃに酔っ払ったあと
布団にまぶれついて
君が生きてるかどうかについて考える
開け放した窓から重たい空気が入ってくる
僕は君には拒絶された
僕は何年もたっ ....
シーッ、みんな止まれ! いま2時の方向の樹間でウロコがギラっと光った。あそこにイヨマンテノヨルがいる。いいかお前ら歌うんじゃないぞ。しょうがない迂回路を探そう。先頭はおれが行く。しんがりはジェイコブ、 .... 大きく開いた歩幅に
収まり切らないものが
青く広がっている
空だ

始まりを告げる場所
これから会いたい人
この先やりたいこと

誰にも読めない筆記体は
雲になって流れても
心の ....
琥珀のヘアオイル
半分くらい減って
夕陽が沈みそうな
海だと思った

飛び込まなくても
きっと滑るから
明日は
這い上がれない

隣の台所
天ぷら油が足りなくて
琥珀を数滴
 ....
ほうき星がきたなら
いつか部屋をはいてってね

夜々を、たくさん
見はらしてね
走るひずめも柔らかく

あの雲が
マンボウ
ジャムパン
贈りもので
はちきれそうなくつ下

く ....
其処程には
私の死体がいるはずだ
同時に生まれてる

其処程は
空より広く海より深い
死体は時間の階段を昇る

其処程とは
もう横町を曲がったあたり

私と抱き合った瞬間
彼は ....
テレビのわたしが
わたしと主張する
なんだとお
見ているのもわたし
わたしだ

二人称三人称など
ついでに言うと一人称も
何処にもないない
あるのはわたし
わたしだ

わたしの ....
どう見てもセブンだったコインランドリー
セリアになった文教堂
跡形もなく消えたケンタッキー

街の記憶ではない
私の記憶である
誰にも譲ることのできない
私の記憶である

市営住宅の ....
ひかり、在り
暗がりに射し込む
ひかり、在り

朝の静寂に包まれながら
僕は大きく息をする
昨日と同じように
一昨日と同じように
繰り返す日々を掲げ持ち
また新たな一日を掴み取る
 ....
馬鹿につける薬をください

 それは優しさなのか
 厳しさなのか
 完治してしまう前に
 同じ轍を踏む俺に



ビームに混ぜてあいつにも届けるから

 その光が射しこむことに ....
切り傷はアンダーラインでしかない


無数の 傷を追うアンダーラインを皮膚に蓄積して 一つのすべての闇の
表面の奥行きに群がり
わたしが吐く息の端に止まる
静けさ

(
白、それ ....
傘立て

なずな

格子戸
本物となにも変わりがなければ
にせものに対する嫌悪はどこから来るだろう
本当はにせものであることを憎めなくなっている
火星へ昇る体力がない
もうとっくに気づいていた、おれは
おれはおれのにせ ....
二〇二〇年四月一日 「論理詩」


①は②である。
②は③である。
③は①ではない。


二〇二〇年四月二日 「論理詩」


①は②より醜い。
②は③より醜い。
③は①より醜 ....
西の空が
赤銅色に燃え残り
薄暮が辺りを包む頃
俺は拳を握りしめ
一心不乱に進んでいく
胸の奥処に蟠る
抑えがたい不安感に
鼓動激しく息を継ぎ
夕闇の道を進んでいく

西の空が
 ....
 暗がりでくそをして、
 暗がりで手を洗う
 洗面台にも、
 浴槽にも、
 魂しいのおきどころが見当たらない
 たしかなものはタオルだけで
 そのタオルもひどく汚れてるのはいったい ....
学校は魂の冷凍庫
明日からまた冷凍庫の日々
多分途中で凍って死ぬ
おかゆさんの自由詩おすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
令和4年5月5日(木)- みじんこ自由詩2*22-5-6
断層の誕生- ホロウ・ ...自由詩3*22-5-5
道化師- 宣井龍人自由詩4*22-5-5
紙の飛行機- やまうち ...自由詩522-5-5
止まり木- 武下愛自由詩1*22-5-5
新しい日- メープル ...自由詩3*22-5-5
令和4年5月4日(水)- みじんこ自由詩1*22-5-5
ザ・倉庫- 自由美学自由詩3*22-5-5
光臨- あらい自由詩222-5-5
スモールライト_ディレイ・ディレイ・ディレイ- 竜門勇気自由詩2*22-5-5
白紙に向かって歌うんだ_【即ゴル不参加作品】- 壮佑自由詩5*22-5-4
Dear- ミナト ...自由詩1*22-5-4
メタモルフォーゼ- ミナト ...自由詩122-5-4
くらがり- soft_machine自由詩8*22-5-3
背中- 宣井龍人自由詩12*22-5-2
わたしか?- 宣井龍人自由詩4*22-5-2
平成を生き延びて- 万願寺自由詩11*22-5-2
初光- ひだかた ...自由詩322-5-2
- AB(な ...自由詩1*22-5-2
アンダーライン- 末下りょ ...自由詩4*22-5-2
令和4年5月1日(日)- みじんこ自由詩1*22-5-2
生活不全症候群- ゼッケン自由詩422-5-2
詩の日めくり_二〇二〇年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩16*22-5-2
夕闇の未知- ひだかた ...自由詩322-5-2
暗がりで手を洗う- 中田満帆自由詩522-4-26
学校死の予感- 杏っ子自由詩122-1-4

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