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灰の混じる手で
顔を洗う
灰は髪になる
灰は語る
火が残り
背を照らし
髪の影を燃し
ひとりを浮かべる
月を連れ 別れる
赤い光が 鉄路を去る
隣を歩む ....
すうすうと水は目に入る
水には空に向かう手が映る
曇は過ぎてゆく
地には駆けるものがある
どこにも行けない火が
どこにも行けないことを知りながら
十月の光にはばたいてい ....
藪には花が咲いた
鳥の姿はなかった
銀を捜す風の目に
鳥は映らなかった
太陽は傾いだまま
午後の熱を失わず
光の刺さる音だけが
森のなかに響いていた
鳥は ....
ふぁんバーバーさんの木立 悟さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜めぐる夜
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木立 悟
自由詩
6
07-8-30
響水領
-
木立 悟
自由詩
6
04-10-3
ノート(風)
-
木立 悟
自由詩
4
04-6-17
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