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死んだらさ
じっくりじっくり焼かれてさ
灰になるまで焼かれてさ

本人痛くも痒くもないから
残酷でも
許されるんだろうな

親族一同が集まるなんて滅多にないけどさ
二人一組になってさ ....
この服を脱ぎたい
そうしたら
気のいい単語と
すこしの助詞や助動詞たちを連れ
ピクニックにいくんだ

パラソルの下で
サンドイッチを食べる
貝殻を覗いて
蟹を見つけたり
珊瑚や不思 ....
         - Glove

御存知の通り、

手袋もまた奇妙な存在だ

大抵、かたわれだけが、路上で死んでいる

今日

わたしの片方の手袋がいなくなった

どこかの路 ....
詩を書いたり 短歌詠んだり 俳句摘まんだり
それをインターネットに投稿したり

自分は暇人か
そうじゃない

私は私なりにいそがしい
昨日は血肉を分けた兄の葬儀に参列して
焼かれた灰の ....
静けさ
ちょこんと
座っている
気付けば
夜底に
座っている

私は寝床を整える
不眠の夜を払うように
新しいシーツで敷布団を包み
黄色い朝の喧騒に
心の奥処の祭壇が
荒らされ ....
しゃくりあげる2月
スカートはフレアして
びどうだにせず濡れる校庭
友引のある日
メラニズムを引き起こす電車にのって
わたしたち
ちぎれてしまう

耳たぶだけになったら

という ....
たとえば
現世から来世にかかる橋があったとして
三途の川はその下をゆうぜんと流れるのか

馬鹿言うなよ
俺は生まれ変わりなんて信じてないぜ
あんたは信じてるのか
信じたいのかよ

生 ....
不意に襲って来た
過去の亡霊
無きものとした苦悩

何がこの恐れを抱かせたか
悩ましいこの病だれのとばっちり

あぁこの瞬間を抜け
私は恐れと対峙する
やむなく陥った澱を
捨てるの ....
たくさんな人のたくさんなこころ
そのどれをとっても
たった一つのものだ
少し離れていればよだかの星か天の蠍に
それは
見えるけれど
近寄ればすぐ灼かれてしまう
ぼくはあす
近くのBOO ....
あなたが深く絶望するとき
世界は絶望するけれど
その世界はぼくの世界とは違うのだけれど
そのことでごめんなさいと思うのは
あなたの絶望の世界のなんだろう
ぼくは
まあこんな人間でやってきた ....
ごまたれ3さんの自由詩おすすめリスト(40)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大安吉日の日に- こたきひ ...自由詩421-2-3
この服を脱ぎたい- 道草次郎自由詩8*21-2-1
手袋- 墨晶自由詩4*21-1-31
文学だなんて思わないけれど- こたきひ ...自由詩821-1-31
静けさ、ちょこんと- ひだかた ...自由詩12*21-1-30
火炎- 平井容子自由詩421-1-27
現代から来世にかかる橋の上で- こたきひ ...自由詩421-1-26
ファウスト・コンタクト- 二宮和樹自由詩121-1-26
本を買うんだ- 道草次郎自由詩4*21-1-22
水は流れるところへ流れる- 道草次郎自由詩7*21-1-20

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