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　明日

空は雪と一緒に

枝は小さな蕾と一緒に

冬の指は
いつかの冬の指と一緒に

夜明けを待っている

　
　ピアノ

女の子が帰ったあとは必ず
ピアノの蓋が開いて　.... この世でいちばん大きな生き物は何だとおもう？

暮れゆくばかりの秋の問いに
ふとたちどまる
たちどまることは忘れがちだけれど
時折とても大切だから
スニーカーの靴底で
きのこをおもう
　.... 白くてぼんやりしている一日
読みかけの本は表紙から冷えていく
犬はどこどこ毛を生え換わらせるから
死んで右往左往している夏の毛を集めて
新しい子犬として
毛糸玉に魂を吹きいれる魔法の息を
　....

月夜乃海花さんのそらの珊瑚さんおすすめリスト（3）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
冬の気圧配置は次第に緩むでしょう	- そらの珊 ...	自由詩	12*	22-1-5
きのこは愛なんか歌わないけれど	- そらの珊 ...	自由詩	14*	20-11-6
暮れるのがはやい	- そらの珊 ...	自由詩	14*	20-9-30

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