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ある日の繊細さが
風鈴の音の揺らぎで夏を作り出したように
きっかけという名を
古ぼけた電話帳で探したときに
故郷につながる道の霧が晴れていった
生まれてきたという引き金は
生きてきたと ....
薄っすらと
はった氷を割る
秋が終わる音がする
霧がかった紅葉の
空がまだ青い
辿る記憶の先に
肩車をする夫と
肩上のわが子
手を振る
生きることとは
悩み過ぎ去ったあ ....
ryinxさんのかんなさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
夏が繊細さを手放すとき秋は虫の音を抱きしめる
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かんな
自由詩
5
20-9-21
やさしい音
-
かんな
自由詩
7*
18-11-17
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