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  夜の頃
  いよいよ視力を盗まれて 往生する そう幾つもない階段を
  丁寧に降りていく 16,17,18,19,と数えていった
  山の神様が 遠い方からしょっぱい種を飛ばし
  加 ....
ダヒテ。



ダヒテの発音は砂のようで
ダヒテの腕はいつもきみどりいろな気がする。
 僕の魂は重みにつぶされたりはしない
 青梅線を走る送電線に巻き込まれたりしない
 そうなったら
 ....
     どこから。


     
     ひやりとしている土の上で生きている梢の揺れる(揺れる)末端に刺さる光、が








        わたしの温い肌に染む ....
ryinxさんの嘉村奈緒さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜、視力- 嘉村奈緒自由詩908-8-28
ダヒテと世界- 嘉村奈緒自由詩2005-2-3
輪郭だけが残っている- 嘉村奈緒自由詩1004-1-18

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