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あの日の高い空と
りんどうの青むらさきを覚えている
明日からのひとりを
蜜のような孤独だと
わたしは微笑んでいたと思う


傍らの古いラジオが
虫の声のように囁き
夏色を少しずつ ....
細い金属質の陽射しが
容赦なく肩に、腕に、
きりきりと刺さって
サンダルの真下に濃い影が宿る

忘れかけた思い出は
向日葵の未成熟な種子に包まれ
あの夏
深く青かった空は
年 ....
ryinxさんの銀猫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏色日記より- 銀猫自由詩10*08-8-17
遥かな夏のスケッチ- 銀猫自由詩22*08-7-31

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