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青空に白球が高く高く沈み
二度と落ちてこないような気がしていた
外野手は優しく恋人に触れるように
右手をフェンスにそっと添えて
これから起こる無常を背中で伝えている
ぼくはといえ ....
強い強い風に額が切れた
あっという間に滲んでいく中で
あの横顔だけはっきり見えた

強く強く押されて柔らかいものが出ていった
あれがハートというのなら
今ぼくを動かしているものはな ....
クーヘンさんのカマキリさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スプリットタン- カマキリ自由詩521-2-15
鉄塔とマシュマロ- カマキリ自由詩519-10-25

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