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いつしか俺の血には凝固したガラス片が混じり、血管の内壁を傷つけながら流れて行った、内耳にはいつだって体組織の悲鳴が聞こえていた―低く、呻くような、けれど確かに、それが悲鳴だと感じさせる、声が…感覚 ....
受話器を耳に当てたけれど水難事故の被害者の泡音が聞こえてくるだけだった、そこでそうそうに電話を切って、そのとき電話が鳴らなかったらしようと思っていたことを実行しようとしたけれど、それがなんだったの ....
あの年の十月
酒場で知り合った
ヤギという男と二人で
ミシシッピ・ワンの合図でショットガンをぶっ放した
ホリデイで賑わう
陽の当たる大通りで
男も女も、ポリスも子供も
血を吹いてぶっ飛ん ....
俺はいつでも
時限式の爆弾をこめかみに隠している
作ったのは間違いなく俺自身だが
どれぐらいで爆発するのかは全く判らない
シリアスに活動している
シリアスに活動していると
時々そういう ....
枕元の書見台のモリッシー、得体の知れない詞に溺れてる、冷たさに心が疲れ果て、隣国のポップソング、インスタントコーヒー…電気毛布の熱…イメージの質は変化する、スタイルは同じでも―装飾物をいくら強調し ....
安いキャリーバッグの
硬質プラスチックの車輪が
まばらな拍手のようなリズムで
旅行者の孤独を連れて歩いている
バスターミナルは蒸し暑く
分厚い屋根に覆われている
様々な方言や言語が
....
クーヘンさんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
指先の輪廻
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ホロウ・ ...
自由詩
2*
22-7-13
I_Won't_Grow_Up
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ホロウ・ ...
自由詩
1*
20-10-14
空瓶
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ホロウ・ ...
自由詩
3*
20-4-6
バッド・ニュースばかりのページは確かに何かを掻き立てるものさ
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ホロウ・ ...
自由詩
2*
19-12-22
入口で遊ぶのはずいぶん昔にやめたんだ
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ホロウ・ ...
自由詩
1*
19-11-28
どうして時々どこかに出かけるのだろう
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ホロウ・ ...
自由詩
3*
19-9-9
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