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とり忘れられ
赤々と熟れ過ぎた
トマトが、ふと
地に落ちひしゃげ
鴉が舞い降りた

赤い飛沫を舐めとるように嘴で何度も
つつき、カァァァァァァ、と鳴けども
人びとは潰れた野菜など気 ....
あるくとおく、流れ流れて
流されてきた弱さを恨むのか
水にとけた光に問いかけた
転倒した月日の果てしなさ

ただ勘違いしていただけだ

月日は数えるだけしかなく
切り売りして歩くお前な ....
丘白月さんの帆場蔵人さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の階に立ち- 帆場蔵人自由詩11*19-7-22
痛み- 帆場蔵人自由詩11*19-7-7

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