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暑い
むしむしと暑い
〈病院の冷房は皆さんの健康のため26度設定です〉
自律神経失調症の僕は
ぼうっとしてしまう
ぼうっと遠い海を思う
青く涼やかな海原が
静かにたゆまず波打って
潮の ....
咲き誇る紫陽花
憂鬱な思いに
濡れたふくらはぎ
閉じられる傘
*
雨上がりの明るみ
触れ合う額と額
優しい石鹸の匂い
今日はのどかな高曇り
光の空が白く白く
一様に広がっている
僕はといえば病院の
外出許可を得てあてどなく
何処までも歩いていく
心も体も魂も
〃身一点に〃*凝集していく
そんな ....
ゆらゆらと
揺れ動く葉よ、草花よ
おまえはひねもす風を受け
静かに黙って花開かせ
静かに黙って枯れてゆく
ゆらゆらと
揺れ動く葉よ、草木よ
おまえはひねもす風を受け
遠いふるさとに ....
うつらうつらする
この午後に
鳥は囀ずり
地は照り映え
私の憂鬱と倦怠は
一吹き風に溶けていく
)なんて優しい午後だろう
)遊ぶ子供の声が窓辺から
)うっとりゆっくり流れ込む
) ....
ぎらぎらと陽が照っている
草木が緑に燃えている
世界はゆらゆらと揺れている
折しも二匹の紋白蝶が
絡み交わり輪を描き
白々と視界を過っていく
いったい何処へ行くのだろう?
自ら描 ....
暑い
暑いなあ
まるで真夏の暑さだ
地球が狂い始めて
オマエラ、人間のセイダロウ
叫んでいるかのように
路傍に屈み
タンポポの種を
ふぅと吹いて飛ばしている
子供が二人、
白く ....
夏の空、玄関口
立ち尽くす己
庭木の揺れ、うねる大気、光の庭
ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷が
五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは ....
羽衣なつのさんのひだかたけしさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
看護士と海
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ひだかた ...
自由詩
8
19-6-28
面会(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
19-6-24
幻想散歩
-
ひだかた ...
自由詩
5
19-6-21
眼差し
-
ひだかた ...
自由詩
10
19-6-20
優しい午後
-
ひだかた ...
自由詩
12*
19-6-18
揺動
-
ひだかた ...
自由詩
13*
19-6-14
夏日
-
ひだかた ...
自由詩
8
19-6-6
ある夏の光景(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
19-5-24
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