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二〇一九年十二月一日 「日付のないメモ」
飛び降り自殺する直前に、窓の外から覗く、さまざまな部屋のなかにいる人間のことを書くというのはどうか。トラックにひかれそうになったときの時間感覚のこ ....
○「動きながら考えよう」
ただ考えているだけでは
物事は進展しない
一歩動いてみよう
動いてから考えてみよう
動きながら考えてみよう
○「プーチンショック」
「核のボタン」を押せる独 ....
喧騒の
夜の街に溺れる私の
すがりたい真っ白な想いがある
けれど息つぎが下手くそで
凍った心を守ることさえできない
むかし大好きなものを棄てて
冷たい目を手に入れたこともある
....
スーツケースに引出物を乗せて
川沿いを押して歩く
息が上がってマスクを外す
他に誰もいないから
小高い丘に時計台が見える
高2から一年半
電車通学のあなたを送って上った坂
町の中 ....
一粒の砂から身動きが取れなくなるまえに 一粒の雨から花ひらく海にダイブするわたしは
美しい
荒波にのまれながら燃えさかる流星をキャッチするわたしは海の守護神となり わたしの大地 ....
死にそうは希望、
希望は死にそう
孤独は連帯、
連帯は孤独
開ける風景の思わぬ広さに
僕ら驚き手を握る
巨きな未来が間近に迫って
僕らしっかり抱きしめ合う
)絶望しかない、なん ....
柔らかな陽射し、
惜しげなく降り注ぎ
光の道、
何処までも続く
世界はきらきら煌めいて
風がもう絶えず吹いている
ああなんていいんだろう!
この春日の緩やかな傾斜に沿って
ゆっ ....
うす
まいけんのすたくるが
レッキングして
わたしの、こころは
なんたら模様
もうこれで何回目の世界
ループしてループの
途切れ目で
ため息ついたら
次の瞬間には
なんも無くなって ....
誰かが正しいという循環から外れても
心臓は打ち、もの思わぬことはない
放たれない言葉の流れが澱み
わたしはわたしから溢れ
低きに流れて見上げるのも
疲れるから地底湖になっている
と ....