あなたがたは暗い石垣の向こうを
ひらりと過ぎておいでです
木の枝に白く影をつけて
煙(けぶ)の立たない煙草を
銜えたみたいです

あとは夜がお出迎え
お出迎えです
火の差す夜
風巻く ....
結婚して
日日も時間も分も秒も
わたしだけのものでなくなり
神さまを
(わたしだけの神さまを)
忘れがちになり
(声に出さずに)
御祈りを、‥わかっててスルーし
(内緒!)
気がつけ ....
うつくしいひとたちに遇ひ

うつくしいはなしを聴きました

空はたかく 澄んでゐました

かなしみはもう とほくにありました

よろこびは すぐそばに そして

手のとどか ....
思いつくかぎりの言葉をみんなつかって作った山を切り出して、てきとうにくっついた文字の並びで遊んでたのが昨日のこと。さしだせるものはみんなそうして、みえるかみえないかぐらいに残ったのがた .... やがて宇宙が滅びることは数式に証明されちゃったらしい
終末のラッパはとっくにわたしの中に高らかに吹かれてた

人も言葉もすべては星の爆発の灰燼に帰すのかしら

いえ、きっと
書かれた人読ま ....
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目を瞑って
灰の砂漠を
食べていると 
こころは徐々に
ひからびて 
ちっぽけな
雲塊になって 
コトコト笑う
鳥の頭蓋に
埋め込まれる 

鳥のくさめ
いや、くし ....
来世のさんのおすすめリスト(36)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたがたは- オイタル自由詩319-1-6
ゆるしてください- もっぷ自由詩418-10-2
- 石村自由詩15*18-9-2
街が加速する- はるな散文(批評 ...418-7-26
葉桜の数式- 田中修子自由詩10*18-4-23
遠く暗い街- 壮佑自由詩20*14-3-7

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