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もう少ししたら
貴方はきっとねむってしまうから
ひとりで町に出ようと思う
あかるい黄色のみじかいワンピースを着て
下着はつけないで

雨の夜なら

私の足に
白い粘液が伝って落ちても ....
そら、なのか
から、なのか
どっちでもいいけど
「宙」と書いて「そら」と読ませるよりも
「空」と書いてなんと読むのかわからない
そんな曖昧さがわたしはすき

そら、だったのか ....
ドアを開けて灯りをつける
ベッドのうえで
かさり と
金属製の瞼がひらく気配

一本の髪もない頭部には
銀色の鱗が移植されている
人工の瞳孔は菫色で
肌は光沢のない燻銀

たとえば ....
蠍さんの佐々宝砂さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の夜なら- 佐々宝砂自由詩504-10-18
わたしがシャンブロウだったとき- 佐々宝砂自由詩1604-10-15
マスターベーション- 佐々宝砂自由詩5*03-8-26

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