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子守歌がきこえて
野は秋色にひらけゆく
かなたを渡るひとひらの雲
古き心のなつかしさ……


夏のかたみに置き捨てられた
小さな竪琴を奏でてゐるのは
優し気にうなだれる草々 ....
一月一日、お正月。軒さきを小さな人がとほつた。

岬の根元にある町の上に、夏の海のやうな空がひろがつてゐる。

中学校の音楽室で、若い先生がバッハのオルガン曲をひいてゐる。
春には結婚す ....
パン☆どらさんの石村さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
竪琴_(旧作)- 石村自由詩9*23-11-14
一月一日のバッハ(再掲)- 石村自由詩18*19-1-2

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