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まぼろしの人は戸口を開けて、歩いていった
後ろ姿が遠のいてゆく
夕映えへ連なる… 小さな足跡

――それを誰かは数珠と云い
――それを誰かはロザリオと云い

      *

木漏れ ....
年老いた男は独り、犬をつれて
遠くから
石畳の道をこちらに歩いてくる

犬は、主人を引っ張り
主人も負けじと、犬を引っ張り
ぎくしゃくとした歩調は 近づいて

石畳の道を歩く
ふたり ....
そおっと生きるさんの服部 剛さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いのり- 服部 剛自由詩718-12-17
異国の道- 服部 剛自由詩418-12-13

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