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瞼のおくに
鼓動がやどって
かなわなかった祈りも
血肉となって
いつか
癒える日を
ゆるさないでいる
それぞれの
さいはてに立って
白い旗をふる
くさはらのそこここは
まあた ....
背のびしても
とどかなくなった月は
親指と
人指し指のあいだで
沙になって
さらさらと風にのる
くらい、脆い
雨の
こぼれたすきまから
青く
ふる光を
織るようにしてなびく
....
帆場蔵人さんのむぎのようこさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
くらげの骨
-
むぎのよ ...
自由詩
10*
20-4-16
午睡
-
むぎのよ ...
自由詩
6
19-6-29
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