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カタカタとうるさいので
押さえ込んで黙らせようとしたら
わっと吹きこぼれてしまった

ほんと
どうしょうもないあたし

   
空がちりりん

春の鍵をもった太陽が
今日もあちこちの箱をあけにのぼりました

山の
土の
風の
屋根の
木の
公園の
ブランコの
女の子の

かちりかちりと
ちいさな鍵 ....
この前
青白い顔をして
「死にたい」
と言う客が
いましたので

僕は宮沢賢治にならって
「怖がらなくてもいい」
と言ったところ
「私はそんな事を聞きに
 きたんじゃない」と
ぷ ....
絶望を語る人は
絶望を語る上において
楽しそうだ

恋の苦しみを語る人は
恋の苦しみを語る上において
楽しそうだ

国を憂うことを語る人は
国を憂うことを語る上において
楽しそうだ ....
画用紙に迷うことなく色をのせた
空の青は
記憶にはない
白い画用紙が
とても不自然に思えて
窓ガラスに
水を浸しただけの
筆をはしらせると
透けた空が濡れた
いっそ瞳を
青く塗りつ ....
ことばの夢の季節のような図鑑のなかで
あしたの少女たちが眠っています。
かすかなひびきがきこえます。
青い虫の名前のようにそっとゆれてることにしましょう。
お茶漬け一杯!と叫んだら
かわいいおねいちゃんが現れた
僕はお茶漬けを頼んだのに、と思って
悪いけど部屋の隅に座ってもらった

気を取り直して
お茶漬け一杯!と叫んだら
天井から札束が降 ....
あん頃の俺の世界は

チャリで走り回る毎日がすべてで

車に乗って作った思い出とかは

どうも現実味がなかった

後になった見た思い出グラフティは

ごめんなさい

あんま覚え ....
空き缶を蹴飛ばしたら、僕だった
残っていた中身が飛び散った、僕だった
野良犬が怒り狂って追ってきた、僕だった


慌てて電柱によじのぼって見回した


空き缶は車に潰されてぺちゃんこで ....
疑問符をつけてはいけません

押し付けてはいけません

まずい状況では
さらに状況が悪化することがあります

何かをねだるときに使うと
見透かされたときに危険です

正直、あまり使 ....
真夜中の詩人が歩き出す
まだ眠らないのは
月も星も眩しいから
銀色の煙が美味しいから

愛だとか傷痕だとか
嘲笑を抱えて孤独を彩る
真夜中の詩人が歩き出す

聞こえているか?この詩が ....
登校拒否をしようとしたのに
何年も前に卒業していたことを思い出した

しかたないので出社拒否をしようとしたら
数ヶ月前に退職していたことを思い出した

やけになって生きることを拒否しようと ....
フランケンにもブランケンせず

風にもプランケンせず

冬や夏のクランケンにもブランケンせず

丈夫なをムランケンを持ち

欲はなく

決して怒らず

いつも静かにクランケンし ....
地球規模のかくれんぼは

神様が勝ちました

ところで鬼たちは

何処へいったのでしょう?
月曜日に ざくろを無くした
火曜日に 友人にバレた (嘘が吐けなかった)
水曜日に 登校拒否になった (理由なんて無かった)
木曜日に 煙草を覚えた (信号機の味がした)
金曜日に 童貞を失っ ....
夜の公園を一人歩く

渇いた靴音が暗闇に響く

だが渇いていたのは靴音だけではない

いつからかなんて覚えちゃいない

随分と前からかもしれないし

つい最近のような気もする

 ....
人生の縮図を一枚の写真に托そうと
カメラを持ち出した午後

通い慣れた公園の道を黙々と歩いてゆく

木陰をなぞるようにしながら
景色に目を奪われることもなく 

いつしか長い上り坂の入 ....
「なかったことにしよう」
と言われて
黙って頷いた
そうかぁなかったことかぁと
帰り道電車の中
何度も何度も考えた
とても疲れていたので
座りたかったけど
井の頭線は混んでいて
つり ....
夜のとばりの降りるとき
私に安息のときは訪れる
誰もいない 誰もいない
誰もこない 私だけの闇
束の間 深呼吸する自由な心
少し光って そして闇に沈む
安らぎを 心をこめて受けとめるとき
痛みが残したものに
少しずつ慣れて
平気と笑って
隠す胸の傷
指先でたどる
消せない色々

転がりながら
散り散りになる絆
行き場所を求め
彷徨い続ける僕ら
雑踏にまぎれて
ビ ....
父さんの手帳を見たら
僕のことが書いてあった

最初のページには、可愛い息子だと
少しめくると、やんちゃな息子だと
ぱらぱらめっくってみる

良くできた息子
にくたらしい息子
困った ....
どんなに泣いても
どんなに叫んでも
神さまは
何もしてくれない
奇跡で
助けてはくれない

風はいつでも吹くけれど…
わたし、

たくさんの物を手に入れたけど

この手で触れていられる物は

少しだけで

埃にまみれた

ダイヤの指輪

大きすぎるけど

外せないでいる

反射する ....
なにに一生懸命になったらいいかわからなくて
妙にシリアスになったり
バカなふりして楽しんだりしてたこと
全て時代のせいにしてしまいたくなる
っていうかなった
僕の憧れや嘆きは全てインターネッ ....
今かぎりで
失ってしまうもののように
この生を生きる
「ねぇねぇ ムカデさん ムカデさん 
 足がいっぱいあるけれど次はどの足動かすの?」

「何だい君は! そんなことを聞かれたら 
 ずいぶんと歩きづらくなるじゃないか」

「だってムカデさ ....
夜に希望が見えても

朝には消えている

そんな生活に

いきなり

太陽が僕を照らしたのか

それとも

君が僕に微笑んだのか

僕の一日は

とても

 ....
Sun shine yo.
Yo yo.
Shine yo.
I let you. Shine.
Sun Shine.Gimme sun shine.
Shine.
Shine.
Shi ....
腹が泣く

腹が泣く

簡単すぎる

いのち

小さすぎる

いのち

未熟すぎた

わたし

生かせてもらえた

この命

生まれて

泣けた

 ....
愛されなかった痛みから
私は愛する事の大切さを知る

争い傷ついた記憶から
私は平和を願う

私は罪を犯した事が無く
どうして自分が善人と言えるのか

挫折した事が無く
ど ....
Tシャツさんの自由詩おすすめリスト(47)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おなべのふた- ベンジャ ...自由詩505-4-5
鈴なり- ふく自由詩5*05-4-4
貴方はどんな言葉が聞きたかったんだ- 煙と工場自由詩805-1-27
賢者は多くを語らないと想像していたい- 煙と工場自由詩1305-1-19
青い空を知らない- ベンジャ ...自由詩9*05-1-17
予感- 青色銀河 ...自由詩605-1-16
お茶漬け一杯!- ベンジャ ...自由詩4*05-1-15
BOYHOOD- YAMA ...自由詩105-1-11
僕だった- ベンジャ ...自由詩13*05-1-11
「愛してる」の使い方- ベンジャ ...自由詩11*05-1-9
Boston_Calling- 虹村 凌自由詩8*05-1-7
拒否する- ベンジャ ...自由詩9*05-1-6
フランケンにもブランケンせず- 馬野ミキ自由詩7*05-1-6
永遠に延長戦- 煙と工場自由詩305-1-4
art_off_life- 虹村 凌自由詩505-1-1
夜の散歩- 長月 猫自由詩204-12-28
落日- ベンジャ ...自由詩6*04-12-26
なかったこと- チアーヌ自由詩1304-12-21
夜のとばりに- 春日野佐 ...自由詩304-12-20
僕らが忘れた何か- ベンジャ ...自由詩7*04-12-20
父さんの手帳- ベンジャ ...自由詩4*04-12-20
神風- 春日野佐 ...自由詩204-12-15
外せない思い出- 月山一天自由詩304-12-15
これが俺の詩スタイルだ!- span自由詩10*04-12-13
生きる- ツクヨミ自由詩6*04-12-12
ムカデ問答- ベンジャ ...自由詩7*04-12-9
太陽と、君と- 月山一天自由詩504-12-8
shine- 虹村 凌自由詩3*04-12-7
いのちの面影- 月山一天自由詩604-12-6
真実- 月山一天自由詩4*04-12-4

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