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パンはもうすぐ焼けると思う
夜が来たり
雨が降ったりする
人間の気持ちを傷つけたくて仕方がないときがあり
着替えて
街を廻る
そんなふうに
蓋をして
砂みたいになっていく
....
あわ粒に記号をふったり、
オルゴールのはじく金属の突起をおいかける
午後、まだ日のたかい街をうろうろして
存在という妄想を
あじわっている
からだの外がわで
世界と 物事が
....
よい夢をみたような気がするけれど、おもいだせない。そんなのなかったのかもしれない。
長くした髪の毛を切って二月、梅雨空にうなじがすうすうする。くらい部屋に花を飾る、捨てる、かざる。
ぶつ切りの ....