窓外の夜空をめぐる、星の配置と
食卓にならぶ、料理の配置は
密かに呼応するという

互いの杯を交わし
秘密の物語を語らう
一期一会の{ルビ宵=よい}

君と僕の存在を、結ぶ
糸の{ル ....
いつかわたしが生まれ帰ってきたとき
もういちどこの詩をみつけたい

なまえも知らないひとの詩として

ささやかだけど悩みや哀しみ 楽しみなんかを書きとめて
人肌のあやうさを伝えたい

 ....
昂ってた筈の
青かった筈の
夜更けまで眠れなかった
あの感情が
ギターを鳴らし
夜が深くなる
懐かしい歌を小さな声で
雪吹のリズムで
歌おう
小さな喜びと
降り積もる雪
歌が途切れてしまうのは
いつも
ぬくもりを歌うところ
ギターの音と
雪吹 ....
いとしいといわない
愛しさ
さみしいといわない
寂しさ

祖母と行く畦道
ふゆたんぽぽを摘みながら

手は
手とつながれる

枯れ野には
命の気配がして

墓所には
命だ ....
外は曇り空
親指の爪が伸びている
じっと見つめる

この歳になっても
相変わらずの不器用もの

若者をみて妬んだり
羨ましいと思う

雨音の予感がする
恵みの雨の予感がする

 ....
美しいし詩を書きたいと思っていた。しかし、よく考えたら美しいし詩は書けない。それは、責任ある詩は書けないという話の延長上に関係する話かもしれない。

そもそも、美しい詩などあるだろうか?たとえば、 ....
埋もれた一粒の麦のことを
考えている

踏み固められた大地から
顔も出せず
根をはることもなく
暗澹とした深い眠りのなかで
郷愁の念を抱いているのか
夏天に輝く手を伸ばし
希望の歌が ....
心、泳いでいる

風が吹いている
いたわりはことばじゃないって
心あたたまる暗示をもらったのは
悪意すべてを認めて受けて立つ
鎧のあいつから

心、泳いでいる

泥まみれの ....
すべて消えてなくなればいい

想いも 愛も
淋しさも悲しみも
ここにいたという軌跡さえ
波にさらわれてしまえばいい

a dream
誰にも知られずに
消えて行く私の言葉たち

 ....
歩いてきた道を引っ張ったら一本のロープ
あなたの道はからまって寒い夜の吐息
手を離せばロープはひらひらと花びらに変わり
あなたは残された花芯
それから間もなく雪が降り積もるから
真っ白な世界 ....
たくさんのしあわせをありがとね
かかえきれないほどありがとね
つたえきれないかんしゃのきもち
のこさずぜんぶきみにあげる

そばにいてくれてありがとね
つないでいてくれてありがとね
おか ....
泣き声に驚いて、振り返ると
君はその夜も凍っていた

孤独の両眼の、睫毛の淵から
にじむ涙を、じゃないといいはる

綺麗な唇が、話しかけてくれるのは、
自分がいかにしあわせなのか、の、嘘 ....
振り返ればふと懐かしい
貴方に初めて出会ったあの海
少し照れながら話しかけてきたのは
貴方じゃなくって友達のほうだったね

ええすごく覚えてる
あの浜辺で砕けて言えばナンパされ ....
熱帯夜

あなたが
側にいるような
気がして

眼を開けた

やっぱり

今年も
会いに来てくれたのね

私、
去年より
14㎏も太った
夜の月光に
静かな羽根がやさしく舞います

てのひらを胸にあて
赤い血のつながりを確かめます
メガネの少女をいつものバス停でみかけました
そのときのその心には、
けっして忘れない ....
コーヒーは苦かった
ビールも苦かった
君のも苦かった
みんな我慢して飲んだ
だって背伸びをしないと
水面に浮上できなかったから

細い夕陽が差し込む
放課後の体育倉庫
湿ったマットの ....
汚れることができなくて
白いムクドリないたとき
歌と涙がきょうだいで
母はこころと知りました

嗚呼 父はだれ 父はだれ
さあ わかりません わかりません
わからなくてもよいのです
知 ....
飾らないきみの生き方に惹かれて
俺は爪弾いた 
きみが今どの辺か想像してみる

あの頃 きみが少し見せてくれた未来の
ほんの少し手前の堤防を俺は
両手でバランスとりながら
なんとか歩んで ....
 
 
○父

窓から庭のブランコを
眺めることが多くなった
あれにはもう一生分乗った
と言って
時々体を揺らす
背中が
押されるところではなく
支えられるところとなってから久し ....
そんな簡単に捨てられるような
想いじゃないから
とりあえず玉手箱にでも
大事に閉まっておくよ

実はこの箱は逆玉手で
いつか俺が年老いたとき
100年分若返って
君を思い出せるように
 ....
信じること 信じられること
人のそばに いつも言葉があって

認めること 認められること
言葉のそばで いつも耐え忍んでいて


言葉は大切なのだけど
心が言葉と一致しない ....
なにもない場所をわたっていく
すーいすーいとわたっていく

今しも水面下では熾烈な争いが
繰り広げられていることも知らずに

アメンボだからしょうがねぇや
濃いも薄いもオレにはわかん ....
コンドルは空の神様から 灯りを探してこいとの命を受けた
それは世界すべてを照らすほどのとてつもなく強い灯りだという

コンドルは空の神様から翼を授かっていて
そのおかげで空を飛ぶことが ....
雨が降るから傘をさす
雨あがるから傘とじる

雨が降るから傘をさす
雨あがるから傘とじる

そんな日々に疲れたぼく

雨が降るから傘をさす
雨あがるけど傘をさす

雨 ....
たくさんの曲が最後の練習を迎え
本番を想定したリハーサルも終わった

降り積もる終わりたち

その言葉は決して否定的なひびきではなく
ひとつひとつ踏みしめながら昇る階段のように
 ....
カラオケの画面の歌詞を見ていた

5秒後の未来を盗む 完璧な明朝体
僕はそれをなぞることしかできない

その場所ではそいつが真実で
僕の歌声はそれに服従するコピー


鏡 ....
うれしくてうれしくて 走り出したとき
悲しくて悲しくて 泣き出しそうだったとき
切なくて切なくて 何にも手がつかなかったとき


ぼくはいつでも空を見上げていた気がする


ち ....
心の深みに入って話をするのが苦手なイルカ
太陽や月の光が届くほどに浅い場所しか泳げない
そこは優しさに包まれる明るい場所
だけどどこか不安定な場所

浅い付き合いをするのが苦手なサメ
 ....
山下ヤモリさんのおすすめリスト(59)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星めぐり- 服部 剛自由詩419-3-20
いつかわたしが生まれ帰ってきたとき- ぽりせつ自由詩15*19-1-22
鳴らない- 砂漠枯自由詩119-1-22
うた- 世界世紀自由詩319-1-19
小さな散歩- そらの珊 ...自由詩1919-1-18
書きなぐれ- あおいみ ...自由詩5*18-11-12
美しい詩- 腰国改修散文(批評 ...3*18-11-1
一粒の麦よ- 帆場蔵人自由詩16*18-10-31
心、泳いでいる- 秋葉竹自由詩918-10-27
a_dream- 未有花自由詩12*18-10-26
新しい道- 腰国改修自由詩4*18-10-19
いっぱいいっぱい- 1486 106自由詩218-10-15
言い訳- 秋葉竹自由詩518-10-9
あの日あなたにみつけてもらえなければ- 立見春香自由詩118-9-29
昨日、悲しばりで- 花形新次自由詩218-7-24
夜を歩きましょう- 秋葉竹自由詩1118-7-22
ごっこ- もとこ自由詩1018-3-17
ここのは- 青の詩人自由詩409-10-16
きみの夢- 青の詩人自由詩2*09-7-11
家族- たもつ自由詩4909-7-3
逆玉手箱- 青の詩人自由詩4*09-6-13
「人人」- 青の詩人自由詩3*07-7-8
アメンボの土曜日- 青の詩人自由詩5*07-6-9
飛ばなくなったヘビ- 青の詩人自由詩2*07-3-9
- 青の詩人自由詩4*07-2-22
終わりを生きる- 青の詩人自由詩5*07-2-3
僕を盗む「本物」- 青の詩人自由詩3*07-2-1
空想- 青の詩人自由詩3*07-1-29
8秒に一度息を吸い込む動物- 青の詩人自由詩2*07-1-28

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