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「恋してないのに恋の詩がかけるんるんですか?」何年か前にある女性から問われた事がある。その人は小説を書いていて、自分が必ずしも体験していない事も書いているのに、詩は気持を書くもの、そういう気持になるき .... とほうにくれるところで
重ならないでいる
身体の温みの底で
遡れない時の残響が笑っている
空のような深い過程が
手と手を結びつける引力ならば
きみとりんごの木の下まで歩いて行って
飼って ....
午後の輪郭をなぞる
コーヒーの湯気は婀娜っぽい
ブラックはもう飲めない
この頃は結婚式に呼ばれてばかりだから

フレッシュを二つ入注ぐ
深いマグカップに沈み混んで
滑って 昇ってくるのを ....
アスファルト ビル風 その怠惰な起伏
慣性の法則は働き者
流線型に磨り減ってゆく野心も
革靴の踵も その幾らかの理由を失ったまま
(前進 前進 前進)

追い風参考
公認記録に届かない僕 ....
故郷といる
私は故郷といるのだ
何処へも行かない故郷は
やはり田んぼの匂いがして
葬式と悪い噂話が好き
山は刻々と死に 生まれる
夕方には日暮が鳴いて
21時を過ぎたら車は一台も通らない ....
     散乱する格子らに
     畏まって居られないらしく
     文字達が泳いでいる
     水族館にしては蒸し暑いし
     少しも苦しくない
     もともと肺呼吸がとくい ....
たりぽん(大理 奔)さんの窪ワタルさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
嘘つきは詩人の始まり(下書きよりの抜粋)- 窪ワタル散文(批評 ...15+*06-4-9
手と手- 窪ワタル自由詩7*06-4-4
冬蝉- 窪ワタル自由詩7*05-11-14
追い風- 窪ワタル自由詩5*05-11-1
故郷といる- 窪ワタル自由詩7*05-9-1
泳げない八月十六日_(即興)- 窪ワタル自由詩12+*05-8-17

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