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繋がって
また
諦めた
歯がゆさで
ワンマン電車が走っていく

わたしの
肯定を知りたい

たくさんの競争心を
おぼえたふりをしていたらしい
甘やかされている時間にはふと
だれ ....
「と」でなく「に」だと気づいた片道のきみを疎んで揺れる{ルビ鬣=たてがみ}


月光と言語をすり替え降雪に名前をつけて笑っていたが


ひとがみなひとりでは生きられぬならわたしはひとでなく ....
裏返しのミラーボールが
わたしを残して膨張し続け
鋭利はない、
鈍器もない、
じゃうじゃうの手足しかない、
わたしはわたしを壊そうとする
怖そうなわたしを壊そうと
するのにわたしを壊せな ....
陽射しが勝ち誇っている
圧倒される肌や
追いやられた雲たちを見まわして
自惚れている
晴天に
傘、

傘を抱えている、
チラ、不審、チラ、白い目、が、チラ、チラ、と、
きみの傘、
 ....
手つかずの塗り絵です、
希望的な観測は
完成された白黒写真です、
絶望的な差異だった

容赦なく掌が、爪先が、舌が、
息が、声が、視線が、這入りこんだ
その底で
きみがなにか掴めるので ....
片足を曳いて
空を登る
これは頂上から下げる予定の頭
導く、斜陽は赤く、大きく
目を伏せる、花は白く、不気味に
大きく
わたしを
きみを
祝福して
大きく散るだろう花の学術名を手探っ ....
たりぽん(大理 奔)さんの伊月りささんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒潮鉄道- 伊月りさ自由詩35*09-3-9
獣篇- 伊月りさ短歌4*09-2-8
鑑別〜till_the_winter_me_do_part〜- 伊月りさ自由詩5*09-2-5
返照- 伊月りさ自由詩17+*08-10-18
突撃- 伊月りさ自由詩3*08-9-22
投身- 伊月りさ自由詩28*08-9-20

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