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私に手を掛ける三分前
あなたの世界は破裂したのだろうか
どろどろとした緑を排出しながら
あなたの世界は破裂したのだろうか
 
 
私とくちづけを交わす三分前
あなたの世 ....
夏が始まった、合図は
とある田舎の公衆便所の片隅で死んだ
ごろりと横たわる、蝉の亡骸
 
子供たちは
入道雲に固形の夢を乗せ
大人たちは
ただ 暑い暑いと液状になる
 
若者は、なん ....
うぐいす色の線を引いて
君に良く似た生き物を書こう
虹色の二時に詰めた薄い憂鬱や
羽音を響かせる蝶番を連れて
 
この世のキャンパスは
まだくもりない君には美しい白に見えるから
世界樹の ....
 
 
しらんだ空が
産んだ青い退屈
駄菓子屋の秘密
ゆうぐれのすきま
 
纏った仮面を振り回す
夏の日の少年
残像の香りはせっけん
ぶんぶんごま
 
鉛筆を構えるより
丸め ....
延ばした手の隙間が
ぽろぽろと泣いている
おどおどしたのは昨日のこと
今はなにも感じない
 
隙間に有る目は
人と目を合わせるのがこわいのよって
思春期の少女みたいな事を云う
携帯依存 ....
たりぽん(大理 奔)さんのゆるこさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私に手を掛ける三分前- ゆるこ自由詩909-1-30
なんにもならない、夏- ゆるこ自由詩508-8-5
うぐいす色のしろ- ゆるこ自由詩608-1-2
青いセピアの入道雲- ゆるこ自由詩2207-10-31
隙間- ゆるこ自由詩1007-10-21

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