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[猫の死]
信号機の、黄色い明かりが目を瞑ると
道路に赤い血液が広がっていた
瀕死の猫の目は、虚空をさまよいながら
何かを探しているようだった
わたしと目が合うと
何かを訴えるように瞳 ....
木々が音を立て死にゆく
睡眠の音さえ失せる
夏の日々
僕は今日生まれて
昨日死んだ
死体の様に冷たいシーツの上で
僕はさっきまで倒れこんでいて
息をすることさえも苦痛だった
....
たりぽん(大理 奔)さんの結城 森士さんおすすめリスト
(2)
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カテゴリ
Point
日付
猫の死
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結城 森 ...
自由詩
1
09-2-2
僕は今日生まれた
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結城 森 ...
自由詩
2*
06-8-9
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