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自分を詩人だとは思えない。表現の限界とかいう事ではない。自分で名乗れば、詩人。自分で歌えば音楽家。元々、周囲から評価されるという事は無縁のルールが出来上がっている。
むしろ芸術をする人間はしない人　.... あれは　炎と　誰かが言ったが
つかむものはいなかった
祖父は　過去へ向かい
一閃に　死体を　乗せていく

それらに　名がつく事はあっても
私の　怒りは　極めて　加工される
抑揚を知らない　.... 親愛なる六月生まれの　女へ
君の墓碑に　近づいてはならない　ように
天使を　置いて　
町を　作り上げ

大きな　絶望を　築き上げよ
それらを　平たく　映しとめる
海があるなら　私は　あな　.... そう　そうして　今日が　来た
（平和と　悪意に　満ちた　今日が）

ましてや　疾患の　不動明王よりも
早く　平和を　奏でるものは
あの　銅鏡の　月！
私を　笑っている
げそげそと
下品　.... 表面上に　浮き上がるものなどない
全ては　湖水の　氷よりも
薄く
肥満で
蝿の　ヴァレリーナが　
水の　上に　卵を　羽化させ
面からは
雷雨が　落ち
うう　私達の　澱んだ大気は
十代　.... また　光を　飲んだ
口から　日向が　咲く
およそ　俺達が
唯一　愛せるもの
痛みであることの　現実

慰めが　おどろおどろしく
俺達を　愚者へ　換金していく
光は　隙間から　こぼれるこ　.... よく　死んだ
よく　死んだのである
明るい　日差しが
私の　胸を　刺殺するために
よく　死んだのである

今日も　暑い冬であった
私は　又　死んだために
眼鏡が　折れた
途端
盲目　.... 草原を駆け抜けるのは
怠惰な　者
名は　丸く
彼は　賢い

自由へと　紫煙が
上がっていく中

５月の　幽霊が　発した
大麻の　香りが
彼の　名を　汚していく 路上で　その場で
大声を　上げる　男の
不潔さ　生活の
王者は
何故か　狛犬を　欲しがる
狛犬を　食うのか？
狛犬を　煮て　焼き　
食事には　豹の目
生きた　男の　生前
口元からは
　....
たりぽん（大理　奔）さんの奥津　強さんおすすめリスト（9）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私は詩人ではない。新しい芸術- 奥津　強散文(批評 ...3+09-2-20
祖父へ- 奥津　強自由詩4+09-2-19
六月生まれの二人へ- 奥津　強自由詩409-2-11
いつか＿襲いくるもの- 奥津　強自由詩4*06-12-8
幼い- 奥津　強自由詩2*06-11-17
光- 奥津　強自由詩5*06-5-21
よく- 奥津　強自由詩206-2-21
草原- 奥津　強自由詩5*06-1-6
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