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一.
感度のよい
センサーライトが
いきばのないくらいに
点る
道は足に
ぶら下がったままで
二.
ひまし油
(メルセデス・ベンツのブレーキホース ....
1.
上履きの色は赤か青で
たまにみる緑が
私はうらやましかった
ぺたぺたと
音もなかった
たくさんの足
あの
はためく日の丸をもう
みることがないから
ここがどこかわから ....
コンセントから漏電した原色の((わすれないで))はフィクションとなり
凝固剤の足りない夜の水槽で泳ぎも歩きもできない会話
壁 ....
一.
舞いそこねた息が
蜜擦れしている
まつげのながさは
わたしたちのいのち
二.
等分できないものをささえる
ゆいいつの幕間
背泳される 水は
....
きみのりんかくをぬいあげていく
オルガンの重さが
ひかりににていて
急に
まぶたがいらなくなる
砂糖の
あじをわかりたくて
紅茶ばかりのんでいる、午後
猫が行った
声に体 ....
一.
青を
反故にした
空
よりも
事情がある
真昼につき、
雨はふらない
二.
鋏の持ち手が緑だったことから
分け合いたくない
ままの
手 ....
一.
番号をつけるかわりに
名前をつける
えんえん正しい
回路
いつか誰かにのぞまれる手
という呪文
二.
ステップが日の長さに合わない
れんげは ....
平和を退屈とよび
退屈だから死にたくなり
死ぬかわりにとりあえず眠って
眠っていたら夢をみたので
夢のつづきを現実にみたくて
現実のなかで夢という言葉をひらがなでつぶやいた
ゆめ
....
たりぽん(大理 奔)さんの簑田伶子さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
断片集「まり麩」
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簑田伶子
自由詩
16*
08-7-11
春離れ
-
簑田伶子
自由詩
17*
08-3-27
きみは東京に住んでいる
-
簑田伶子
短歌
25*
08-2-13
断片集「追水」
-
簑田伶子
自由詩
18*
08-1-24
橙
-
簑田伶子
自由詩
18*
07-12-11
断片集「間引く」
-
簑田伶子
自由詩
37*
07-12-6
断片集「リバーリバー」
-
簑田伶子
自由詩
25*
07-1-29
夢
-
簑田伶子
自由詩
10*
05-9-29
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