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くちびるの
置き場所を間違えた、夜明け
あなたへと無音で震える春が
無音で体温する春が
祈りを湿らせるので
耐え切れずに申し上げた春が
ぬくく、痛く、ここに
滲み始めるの ....
音も無く
特別な体温は過ぎ
今は、ここは
「ふゆ、」
という
息と
(さよなら、)
という
息と
*
ただの息
と化す。
....
夏の
体の
着衣のまわりくどさを
一枚、一枚、可愛がるように
指でしか剥ぎ取れぬ熱を
一枚ずつ剥ぎ取ってきました
あ、
そういえば、
非常階 ....
光冨郁也さんのA道化さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
種子の祈り
-
A道化
自由詩
18
07-2-5
息の降る、
-
A道化
自由詩
16
06-12-27
脱衣録
-
A道化
自由詩
25
06-7-27
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