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いつもの二階への階段をのぼっていたら
いつしか階段が森になっていた
のぼってゆけばゆくほど
森が深まる
樹々が茂り
鳥の声も聞こえてくる
のぼってものぼっても
いつもの二階にはなぜかいっ ....
僕は眠っていて夢をみていた
僕の夢の中で君が眠っていた
君は眠っていて夢をみていた
君の夢の中にたくさんのチューリップが咲いていた
するとふいに
赤いチューリップがひとつ
君の夢の中からに ....
私をとりかこんでいた言葉たちが
あのときを境に
いっせいに遠ざかってしまった

遠景になってしまった言葉たち
とり残された私のまわりの
がらんどう

けれど私は
おそるおそるでも
 ....
暁い夕日さんの塔野夏子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
階段の森- 塔野夏子自由詩11+*18-5-5
春の悪夢- 塔野夏子自由詩2*18-4-13
遠景へつぶやく- 塔野夏子自由詩8*18-3-11

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