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なにに触れたい
どんな言葉にして告げたい
その言葉に夕日は驚くほど
ウブなふりをするのでしょうか?

すっかりと
夕日は街を歩く人の影を
針の線にし
けれどようやく生き返った人はみな
 ....
私の光だった
あなたは空をみつめて泣いていた

世界はひとつだけ私に意地悪をして
彼女の記憶のいくつかを
ブラックジーンズのシミといっしょに
手洗いで消し去ってしまった

私は痛い寒さ ....
まるで白昼夢だ
満月の頃
青空に黒い月が浮かんでいるように
胸には小さな宇宙のような穴が開いていて
埋める星の金平糖を探し続けていた

潮の香りの染みついた
大きな河の静かな照り返し ....
うす汚れた
けだものの涎が熱い

この顔に
塗りたくられる
情熱の匂いがする
ねばつく息がくさい

それを
好ましいと思ってしまった
わたしの心臓が早い

いだきたい背中に ....
メガネをはずすから
いけないんじゃない?


どれだけ好きなのかの実験を
いつやるのかを
待っている

負けないはず

あなたの優しいところ
あなたのほのぼのとしたところ
あな ....
雪道に崩れ落ちそうな脆い月、
そんなこころを抱きしめて
自分を抱きしめ堪える朔月

雪道に崩れ落ちそうな暗い月、
抱えた苛立ちを棄て切れない
涙も凍る非情な朔月

雪道に崩れ落ちそうな ....
ペペロさんの立見春香さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕日の約束- 立見春香自由詩1019-3-9
光のひと- 立見春香自由詩919-2-24
まるで人生って!- 立見春香自由詩1019-2-16
ほほえむ_顔- 立見春香自由詩819-2-12
『好き』につける薬- 立見春香自由詩519-2-9
とんがって月- 立見春香自由詩919-2-2

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