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音もなく雨が
鳥の羽根に乗って
木立ちの枝を滑って
猫のしっぽにくっついて

雨はどこまで行くのだろう
楽しんでいるのだろうか

綺麗な雨がこぼれていく
誰か拾って下さいな
あなた ....
雨がポツリポツリと
傘をたたく
低い音
高い音
いろんな音色が
傘を滑って落ちていく

言葉が聞こえる
雨音の中に

妖精が言葉を
降らせている

私に気づいて欲しいと
雨 ....
雪が敷き詰められた森で
夜通し踊る月の子

モミの精霊が
森の入口に
夢の入口を造る

光の渦の中で
夢を見る
故郷の夢を

流星が枝に落ちて
雪が踊り子に舞う

粉雪のド ....
自由に集い
株分けした苗を
持てるだけ抱く
好きな花を選び
誰の指示もいらない

喜びは自分で創るもの
雑音に一喜一憂しない
濁った気持ちを持ったなら
花は枯れてしまうでしょう
 ....
雪を掘るカラス
凍らせた
内緒のおやつ

雪に埋めた太陽
熟すのを待つ
少しほんの少し

飛んでくる
恋人が見えてきた
デザートを広げる

あっと言う間に
柿の実は溶け出 ....
夏の陽が透ける
柳の梢を見ると
春の桜も紅梅も
心の梢に消えず
秋の時雨を飲み
葛の眺めに風畑
冬の雪雀は凍え
霰の豆を追掛る
あなたが雪なら
離れていよう
解かしてしまうから

わたしが雪なら
そばにいたい
温もりで解けたいから

ふたりが雪なら
結びついて
ひとつの氷になりたい

雪が生まれたら ....
占い師がことわざを並べる
不安と喜びを並べる
砂漠に足を取られ
森の落ち葉を踏み
気が付くと稲荷神社
夢を見ていた
忙しく孤独な夢を
すすきの穂に誘われ
欠伸のその先に
狐が跳ね ....
閉店後の園芸店は
花達がゆっくり休む時間

子猫がやって来て
色とりどりのジュリアンに
話しかけた

子猫は言う
僕は自由だよ
どこでも行けるんだ

みんなはずっと
ここに ....
もとこさんの丘白月さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
音もなく雨が- 丘白月自由詩220-3-23
言葉の雨- 丘白月自由詩220-3-22
月の子- 丘白月自由詩320-3-18
妖精株式会社- 丘白月自由詩120-2-11
夕日のアイス- 丘白月自由詩320-2-9
真仮名に腰を下ろして- 丘白月自由詩219-11-25
- 丘白月自由詩3*19-11-24
晩秋の幻想- 丘白月自由詩219-11-20
花と子猫- 丘白月自由詩219-11-17

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