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防波堤に打ち付ける、波
全てをさらっていく
泡沫が少し、澱みに残るだけ

日がやけに低い昼下がり
人の姿もなく
旅の友は、おねだり上手なカモメ
行先不明の私は
いつだって
迷っている ....
夜明け
窓を開けると
薄暗い空に、明星が瞬いている

テーブルに零した、煙草の灰を
手で、掬いとっている
うちに
夜が、終わっていく

春先の
暖かい雨は、降り止み
朝日が、微か ....
 今日が、微睡んだ瞳の奥で
 希釈されていく


感情は、乾いた風に吹かれ、干からびて
身体の襞に折り畳まれる
けれど、記憶はいつかまた蘇る


あなたが必要としているものは
全て ....
今はただ、ぽっかりと空いたボトルが
海を漂い
手垢のついた時間が、終わりを迎える

真新しい窓を覆う
ひかりは
星の空を、はだかで漂う不確かさで
黒く
塗りつぶした本に、ときを刻みは ....
夜明け、窓を開けると
空に、明星が瞬いている

テーブルにこぼした煙草の灰を
手で、掬いとっているうちに
夜が終わっていく

春先の暖かい雨は、降り止み
朝日が微かにひかる
神経が泡 ....
防波堤に打ち付ける、波
全てをさらっていく
泡沫が少し
澱みに残るだけ

日がやけに低い昼下がり
人の姿もなく
旅の友は、おねだり上手なカモメ
行先不明の私は
いつだって
迷ってい ....
無だけだった
光も音もなにもない世界
始まりはだれも知らない
気の遠くなるような時間だけが流れる

*

今日は平日だが、代休で感覚的には日曜の気分だ
余り良い気分とはいえない
明日 ....
もとこさんの長崎螢太さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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