すべてのおすすめ
遠い空に漂う
気球のような不思議に問う。
雲の上に立つと
世界が広がってみえますか?
みえないものは、
憎しみの黒い鎖くらいのものですか?
平和がそこには
転 ....
ふたり初めて目と目があって、
月天のもと、四月馬鹿の日、
ま白の光を浴びながら。
ふたりして、
ふたりとも、
ふたり出逢って
一目で恋して
泣いて、笑って、ケン ....
その夜店のトウモロコシは
あたたかくって
なんどか塗った醤油の香りが
香ばしくって
チープなくせに割高な値段設定は、
その夜の特別なお祭りの熱気代も
込み込みなんだよね?
....
みおろすこの街の
眺めは最高のイルミネーション、
頽廃のタワーマンションに
どんな正義も眠るころ、
さまよう夜のいっぴきの黒い猫
あなたを求めて黒い影に化ける。
逃げているわけでは ....
そして、あのキャンプ場で出会った
囲われた星空の、
子どもたちをぞろぞろと引き連れて
詩の匂い漂うコンクリートで囲われた
夜の無人の街を歩いていく。
「あすなき暗闇の」
キラ ....
真っ青な
無自覚な空のもと
歩くしろい砂の道
くちびるに綻びる秘密をよんだ唄
オレンジ畑の土の中で
地上を目指す小さな星の輝き
その眼にみえない鐘の鳴る丘の希望
....
暗く静かな山の上の夜、
キャンプ場のテントを出て
なにも考えなくていいしあわせを見上げる。
25時なのに、気分だけは絶対青空のような星空の下。
それでも悪夢への眠りいざなう虫の声や ....
ひるま雨にふられたふくろうの視線の中
森に刺す月光は乾いた笑い声をこらえた
さやさやと流れる雪どけの小川冷たく
小枝ゆらす風の軽い諦めが
病んだ湖を照らす真白な光と交わるところで ....
その夜、泣いたのは、
オレだったのか、
オマエだったのか?
過ぎ去ってゆく青い時間の果てに
仲間たちの倒れゆく戦いがあった。
誰を信用していいのかわからない
嘘っぱちの恋愛 ....
二年前、あの戦争が始まる日、
きみは真正面から語った。
むかしから知っている街の
夕暮れ時、
真っ赤に染まらないコンクリ壁の
向こう側の街で、
きみの言葉が世界の幸せを奪ったの ....
もとこさんの秋葉竹さんおすすめリスト
(40)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
気球のような不思議
-
秋葉竹
自由詩
4
18-4-5
4月1日、月天のもとふたり出逢って
-
秋葉竹
自由詩
2
18-4-1
花火大会の夜
-
秋葉竹
自由詩
4
18-3-28
夜が明け、朝は来るから。(黒猫の黒い影)
-
秋葉竹
自由詩
3
18-3-25
夜が明け、朝は来るから。(僕の、桶狭間)
-
秋葉竹
自由詩
3
18-3-24
鈍色の疾風
-
秋葉竹
自由詩
2
18-3-21
3月のキャンプ場は、寒くって。
-
秋葉竹
自由詩
3
18-3-17
切り取られた最後の世界
-
秋葉竹
自由詩
3
18-3-11
過ぎ去ってゆく青い時間の果てに仲間たちの倒れゆく戦いがあった ...
-
秋葉竹
自由詩
3
18-2-25
ぜったいにしあわせになる方法を知っているという大きな嘘をきみ ...
-
秋葉竹
自由詩
2
18-2-18
1
2
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する