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わたしはそのために干物となった母が必要とは思わない
けして割れないと思っていたココナツが割れ
そこから白い乳の宇宙へ出る
三つ編みは2本のストロウ
吸いつくすあいだにひとりずつ老婆になる
 ....
今日、月がもも色で
口をつぐむように鳴らす笛が
灯台の{ルビ灯=ラフ}をかすめて
指どおりのよい
髪にまきつく

入りくちは浅くなめらかに
奥はとおくするどい爪のかたち…

荷を ....
eimi38さんの平井容子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
少女1000人分の問題- 平井容子自由詩217-12-8
夜、入り江にて- 平井容子自由詩1314-6-12

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