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 {引用=副題:狙われた街/狙われない街}

こんな日はめったにないけど

たとえば
なにもかもが真っ赤に染まる絵のような夕焼けの日

空は思いのほかよごれてしまって
あるいは記憶のな ....
酒がキレた俺とアンちゃんは
「大きな砂浜のある」駅にあてもなく降りる
行商のオッさんはしゃべり好きで
列車の走るあいだ ずっと
ハマグリが夢をみる話とか
食べられる星を手に入れた話とか
 ....
たあくんは
生えかけの歯が かゆくてかゆくて
何でも口に入れてもぐもぐしている

おっぱいも よく噛んで
痛がるカミさんの反応を見て
ケタケタと笑う

この年で女を泣かすのか。
北野つづみさんの角田寿星さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メトロン星人(怪獣詩集)- 角田寿星自由詩2008-10-27
砂浜に絵を描く(マリーノ超特急)- 角田寿星自由詩707-5-18
食べる(そろそろ離乳食編)- 角田寿星自由詩605-2-26

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