すべてのおすすめ
ぼくたちを結ぶ機会を握ってる獣は未だ箱舟の中


辿り着く場所はどこだかわからないゴタゴタしてる神様の庭


迷い込む羊の群れのただなかできみとよく似たガラスを探す


抱きしめるガ ....
どちらかがいるんだろうよ檻の中ぼくかゴリラか知らないけれど


ずっとふたり一緒だったね動物園 檻の中でも一緒だったね


挟まってあなたの頭ぬけなくて慌てて呼んだわ飼育係を


赤 ....
もう僕は死んだと思つて諦めてと置手紙の日よりゾンビとなりぬ 

親元に連れ帰されたる若ゾンビ腐肉を隠して社長になれり
若ゾンビ社長となりて夏の日の銀行回りに蝿もたかれり

ゾンビとて妻娶りた ....
きみがまだ少女の頃はぼくもまた少年だった すれ違う駅


きみと向かいあって話した教室が世界のすべてであったあの夏


きみの吸ってたマルボロライトを吸ってみる吐き出す煙が重い七月

 ....
自転車をこぐと水車の音がする流れを馳せる冬と春の背



午後の陽の光と音のお手玉が言葉に変わる冬と春の手



こぼれゆく言葉は道にかがやいて見つめつづける冬と春の目 ....
385さんの短歌おすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕たちの行方- 本木はじ ...短歌1105-4-13
ZOO- 本木はじ ...短歌705-4-12
ゾンビ社長のとりとめもなく過ぎていく日々- 山田せば ...短歌505-4-9
イエスタデイをうたって- 本木はじ ...短歌17*05-4-5
冬と春- 木立 悟短歌5*05-4-5

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