すべてのおすすめ
眩しい
なにもみえぬ夕暮れのなかに

鳥葬の塔

アーチ型の風雨にいたんでいる木製ドアを開けよう
耳に痛いちょうつがいの音がして少し赤錆がおちる
取っ手にはこれまでのすべての
怯えてい ....
ときはふらりとたちよって
触れるだけ触れて 去っていく

かなしみに火傷

体ごと持っていかれそうになる そのときに
飲まれては 足掻いて

手をさしのべるのはだれ

ふくふく小さ ....
「せんそうはんたい」とさけぶときの
あなたの顔を
チョット
鏡で
見てみましょうか。

なんだかすこし
えげつなく
嬉しそうに
楽しそうです。

わたしには見分けがつきません
 ....
庭の柿の木は ざらりとしたぬくい腕で
小さなころからずっと わたしを抱きしめてくれました

おばあちゃんがわたしを
だっこもおんぶもできなくなったころから
わたしはランドセルを放り出して
 ....
箱をあけたら金にひかる歯がころり
うるといい値になるそうだ

しゃれこうべしゅうしゅうと
お墓の下でなげいとりゃせんかしら
おれの歯ぁどっかいったぁって虫食い歯でさ
男かしら女かしら
き ....
望月遊馬さんの田中修子さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鳥葬- 田中修子自由詩3*18-5-30
金の鳥の羽に月の小指- 田中修子自由詩10*18-2-12
ウォー・ウォー、ピース・ピース- 田中修子自由詩15*17-10-7
庭のおかあさん- 田中修子自由詩12*17-9-11
金の歯に熟れ柿- 田中修子自由詩5*16-10-29

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する