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燦々と降る陽光

たちのぼる陽炎

橋の上で蜜柑が弾けた

まぶしい昼は倒れた

頭から爪先まで断続的に覆われて寝ている

白けた月が残る黎明はただ冥く

砂を噛んでやり過ごす ....
血液混じりの夕立が

夕凪の前にやってくる

生臭い風が通り抜け

生暖かい体温と

生暖かい気温が

溶け合って少しずつ散逸し

透明なビニール傘越しに

赤き血潮は色褪 ....
秋葉竹さんの高原漣さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
残火- 高原漣自由詩1*19-7-22
- 高原漣自由詩1*18-12-12

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