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まちに心をゆるすのって何日目くらいだろう。300日とか、500日とかそのくらいかな。冬の洗濯物のにぶい色って、(…)。休日は気がゆるむからたいてい体調がわるい。
むすめはソファで寝ている、なんか ....
祭壇のそばで 昏い
煙草を吸う
いまはみえているけれど
そのうちに見えなくなる色の境目を
わたしはどう処理するのだっけ
甘い輪郭を 日々の、
ひと匙ほどの希望で生きていくのを
それを ....
おもたい水がからだのふちに集まって出ていこうとしている
すぐに 今
扉はわたしたちの愛を肯定する
よごれたタオル 柔らかく美しい
生活の哀しさと危うさよ
あてもない感傷のうら
ななめに削れたビル
くつ下片方
ピンクのドーナツ🍩

いまになって君は愛しいと言う
100年前の夢に100年ぶりのキス
A4サイズの宇宙で遊んでた
うつぶせの 街は夜
わたしはとけて
中指のつめだけが
床にのこった

そのうちに春が来て
夢がながれる
ここにいた爪は
むかし 女のかたちをした
生き物だったと
からだをさかむけて
ゆうやみを聞く
このさきにそらが
あるとして、
だれも届かないとしたら
空はだれのために
くれている

すきだった
ものの名前を
おぼえている順に忘れていく
 ....
日々洪水 窓の外で
右往左往する色たちを
ひとつも自分のものではないのに
愛していた

しらない街でも 深い森でもなく
自分の家の扉のまえで迷子になった
しっているはずの壁の色も言え ....
一枚のを、まん中からわけたら、裏と表のなかにもうひとつ裏と表ができますよね。っていうのを繰り返して、とうとうわけられなくなった薄っぺらの一枚はきっと透けてて向こう側がみえる。おもてとうらが、ぶつか .... うす紙には夕陽がのっていて
握ると、あわい音がした
ただわらっていたかった部屋で
むりに言葉をはきだすと
それはすごく汚れみたいで
いそいで手を洗いにきたのだが
石鹸は嘘でできていて、 ....
空丸さんのはるなさんおすすめリスト(39)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日に焼けた床、むすめのクロゼット、葉っぱをむしるのこと- はるな散文(批評 ...518-2-16
祭壇- はるな自由詩318-2-16
タオル- はるな自由詩218-2-6
えもじのドーナツ- はるな自由詩118-1-31
街は夜- はるな自由詩1218-1-20
ゆうやみ- はるな自由詩917-11-13
洪水- はるな自由詩417-11-10
0、ゆりかごとレース、踊り子の傘のことなど- はるな散文(批評 ...617-10-28
うす紙- はるな自由詩617-10-27

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