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夕方ふと足を止めた
流れ去る風は何処へと向かうのか
気付いたらここまで来ていた
借り物の身体 何処まで行けるかな
明くる朝ふと息を止めた
細胞は許してはくれなかった
何だか胸が苦しく ....
シャーベットは冷たすぎて
小さなスプーンで突きながら
昨日見た星座のことを考えていた
たぶん眼前を行き交う人にとっては
ほんとうにありふれた話し
私が私に心をおくる作業のようなもの
....
頭の中がこんがらがっている
鬼畜という文字が毎日空中に浮かんでいる
それを根こそぎ排除したいが
私の腕は空振りする
頭の中はこんがらがっているが
その状態はいつからのものかわからない
....
昔から私はやりたいことばかり好きにやってきたから
人生の先輩達からは随分と冷ややかな目で見られてきたものよ
面と向かって彼等のもっともらしい嫌味を浴びせられたこともあったわ
未来の備えを怠った若 ....