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このメールを打ちながら
ほんの少しあなたは微笑んだのだろう
ありふれたジョークのような
たった二行から
一滴零れた微笑みが
ザクザクの雪解け道をよろけながら歩いていた私の
胸の底にぽたりと ....
凍てついた川面を蹴って舞い上がる
氷点下の風
丈高い建造物の隙間を吹き抜け
厳しく雪を吹き下ろしていた雲が
ため息ついて
気まぐれのように座を譲る
冬だけが見せる裸身の蒼穹 ....
長崎哲也さんのLucyさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
微笑み
-
Lucy
自由詩
15*
17-3-16
二月の空に
-
Lucy
自由詩
16*
17-2-13
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