すべてのおすすめ
きみが
ふるさとを
いとしく呼ぶ

あいづ と

づ、にアクセントをおいて

うかうか
夜行バスで
きてしまった
きみが歩いた町を
見たくなってさ

雪の白と温泉の湯気
 ....
膨らんできた
はくもくれんの
銀にひかる繭のような葉

わたしのはらのなかで
懐かしい男と猫とあのうちは
ことばをうけて赤ん坊になり
ホトホト
うみ落とされてゆく

ていねいにガム ....
下弦の月から放たれたように
斜めに白い線が奔っていた
夜の飛行機雲

こんな時間帯に
ずいぶんと低空に飛ばしている
旅客機か
観測機だろうか、と、君がいって
わたしは感心してたちどまる ....
末松 努さんの田中修子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
インディアン・サマー- 田中修子自由詩21*17-2-17
帽子のほころびるとき- 田中修子自由詩16*17-2-8
二羽の白い鳥- 田中修子自由詩11*17-1-18

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する