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蒼い優しさに触れ
眩暈の空に包まれる
流星の矢に射抜かれて
陶酔の海に沈み行く
絡みつく潮風
生暖かい夏の夕べ
白いシャツに透ける躰
触れる指先に伝わる鼓動
羽化したば ....
私が笑っている時
誰かが泣いている
私が泣いている時
誰かが笑っている
私が産まれた時
誰かが死に行き
私が死に行く時
誰かが産まれる
心曇る現実の中で ....
何億年かの時を経て
進化 風化 浸食した
生命と
大地達
吹き荒れる風に
荒れ狂う波に
曲げられ
削られ
順応してきた
アダムとイブの
反逆以来
積み重ねられた
....
幸福を冷やし
雪が降る
仕方のない生活に
ピリオドを打ち
この都会を出て行く
女は
唇を凍らせ
マッチをする
嫉妬の残り火で
恋の行方を占い
北へ行く
新しい恋が始まり
氷 ....
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある
感銘を与えられ
勇気を与えられ
楽しみが与えられる
人間 ....
難しいことはいいのだ
シンプルに
感じ ときめき
笑い 泣けばいい
難しいことはいいのだ
空を見上げ
青空にとけ込み
鳥になればいい
海に飛び込み
....
気のふさぐ冬の朝
落ちてゆく 堕ちてゆく
こころ ひとつ ふたつ
凍てつく川に浮かぶ悲しみは
思考を歪めながら笑った
冷たい風に吹かれても
答えは見つからない
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