すべてのおすすめ
蛇が好き
でも鰐も好き牙を剥き
言葉をかじる不気味な青さが
飛び上がる
急にお尻を抓られて
同性ですけどセクハラだからね
記念日に
安いイミテーションをして
買う気 ....
お蜜柑を食べて黄色くなった手がババ抜きのババ引き当てている
宗猛、茂、茉奈、佳奈つぎつぎとふるい落とした回転木馬
何をどう 間違ったのかがわからない 洗濯干しても 乾かない部屋
寂しさが あのマンションにいます 誰かと聞くの? 私の好い人
この橋を 何度渡ったことだろう 夜空が映す 白い骸骨
....
全身にハチミツ塗られ森の奥日本の首都はパリじゃなかった
帰る家は夫の独身部屋のままゆえに迷い猫のような日日
蝉たちの歌を覚えぬ朝が来て夫の書棚にサキを見つける
厨房はわが城というわが夫にわかってほしいのサルモネラ菌
夫はいまチ ....
彼岸から呼び続けてる猫がいる、いいや、あの子はいま膝にいる
{引用= 気温二九度。湿度六〇%。さあこれからだ、というときに、抑えつけるものがまたやってきた。いいかげんにしてくれいったい誰なんだ ....
白い水泡立つ水がゆるやかにさくらはなびら運び去ります
眼底はきれいだそうだ わらわべもねこも目玉を狙って来るが
桜葉のトンネル抜けて(抜けないで)(ここにいたいの)孫見せに行く
のど ....
看板のペンキが文字の型どおり剥げているから読める。牛乳
げに量りがたきは寿命・生命力・必要とされる度合い(書籍の)
芝桜模様に透ける衝立の向こうに顧客管理簿が咲く
寝る前に読ん ....
ツノルさんの短歌おすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
藍の空
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秋葉竹
短歌
6
19-2-19
お蜜柑を食べて黄色くなった手がババ抜きのババ引き当てている
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北大路京 ...
短歌
1
18-1-8
宗猛、茂、茉奈、佳奈つぎつぎとふるい落とした回転木馬
-
北大路京 ...
短歌
1
18-1-6
何をどう__間違ったのかがわからない
-
秋葉竹
短歌
2
18-1-2
全身にハチミツ塗られ森の奥日本の首都はパリじゃなかった
-
北大路京 ...
短歌
1
17-12-27
「夫の居る風景である厨房の片隅にだけ描かれる吾」_七首
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もっぷ
短歌
11
17-12-6
夢(一) _全文
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沼谷香澄
短歌
3*
17-11-15
境界__より
-
沼谷香澄
短歌
3*
17-11-11
塚_より
-
沼谷香澄
短歌
4*
17-11-6