すべてのおすすめ
コンクリート塀で爪を削ったら香ばしいかも春の日和に
春の雨青いペディキュア塗ったのに取りだす長靴の中には蜘蛛
風船のゆくえを見ていた昼下がり友の顔が思いだせない
東 ....
短冊に世界平和の願い書くキラキラとした光になった
雨の音ピアノの音が重なって梅雨空の地味な雰囲気を消す
清らかな川にしかいない蛍たち子供の頃の光景を見る
青い空真っ青な海自由呼ぶ夏の ....
「明日から」「明後日から」と先延ばし今すぐやろうとしない長男
真夜中に激しい雨で目が覚める梅雨はまだまだ衰え知らず
雨上がり静寂だけがそこにある賑やかな夏引き寄せている
花の雨降らせ ....
叱られた痕を想えず一人居の宇宙で祖父はほほ笑んでいる
夢ばかり追い過ぎて消えたいくつもの夜想う時さやかな吐息
オリオンは故人を恋う夜ひたすらに心静まるかたちしている
時計見て仕事に向かう人の波十分早く起きること出来ず
眠れない夜は決まって悩み事グルグル回り答えが出ない
水溜まり避けながら歩く田舎道梅雨は明けても雨降り続く
窓の外白い砂浜広がって思 ....
日だまりで我の手を引き歯を立てる人のたたえる仏さまの笑み
くるくると跳びゆく記憶万華鏡、幾年(いくとせ)も前瞬きの今
だれだれの娘妻母と来て今はじめて送るキヨさんの日々
折れた芯囲む分厚いダウンから私をみては首引っ込める
嫌われることが嫌いな君いつも人から嫌う自由を奪う
坂道をペダル漕がずに下ってく向かい風には慣れて久しい
嘘だけ ....
だってまだ夜明けなんか知らないし。十四歳は虹をあつめて。
はだかでも一本くらいもってるの。女の子だけのキレキレナイフ。
アパートで寄せ鍋つつく樂園を追放された天使のわれら。
....
バスに乗りバスから降りて徒歩二分会社に着いて忘れ物に気づく
きっちりと半分分けするアイスモナカ子供の頃に見た光景
画用紙に愛の景色を描いていく自然に出来た森林の香り
隠れんぼ向日葵畑 ....
瞳力(めぢから)で 夏の夕空 かき混ぜて
神様困らせ 得意顔です
夏若く 光静かに 輪を帯びて
見えない形 胸につわりて
朝焼けに 落ち着きなさいと 諭されて
泣くな嘆くな 我 ....
ポストには結句の位置に私の名あなたのいつものブルーブラック
諦めの歌を詠み終え自転車で今日の夕陽を撮りに出かける
たばこ喫うわたしとたぶんたばこ喫うあなたのままで禁煙席へ
....
この肌は しみも汚れも ありませぬ
鉄砲百合は 花と咲きたつ
道問えば 梅雨の谷間の 眩しさに
のそのそ歩く かたつむりかな
山の上に 光からめて 豊麗な
風にくるまる 山藤の ....
遠花火
いつまで続く
遠花火
来年こそは
海岸線で
魚は鯛
花は桜木
人は武士
小袖は椛(もみじ)
私は何か
パソコンに
向かう私は
もうすでに
アプセトネデブ
ア ....
旅に出るおじいさんみたいな背中〇一二一あなたがいない
宇宙に感謝した日から丸一年かん詰の千円札
そちらは晴れたりしますか雨中から交信しますCQと
もうここにいないのねって思うのは確か ....
薬局が家の近くに何軒もそれぞれ違ったサービスをする
滑り台の角度が急で遊ばない子供に恐怖心しかなくて
あの夏と全く同じ景色見る昔に戻った感覚が熱い
夏が来て全てのものが輝いてときめい ....
楽麦さんの短歌おすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春だから五つの短歌
-
印あかり
短歌
8*
17-2-28
青い空
-
夏川ゆう
短歌
2
17-2-22
自然体
-
夏川ゆう
短歌
1
17-2-14
「余情」_三首_2017.02.06
-
もっぷ
短歌
4
17-2-7
田舎道
-
夏川ゆう
短歌
2
17-2-7
恍惚の人たち_三首
-
凍湖(と ...
短歌
1*
17-2-4
向かい風
-
深水遊脚
短歌
2*
17-2-4
二月二日
-
青色銀河 ...
短歌
4
17-2-2
森林
-
夏川ゆう
短歌
1
17-1-31
短歌_7_秋まで
-
グロタン
短歌
2*
17-1-27
雑詠五首
-
もっぷ
短歌
2
17-1-27
短歌_6__夏
-
グロタン
短歌
1*
17-1-26
遠花火
-
帰る
短歌
1
17-1-26
また旅に出る、何度でも旅に出る/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
短歌
3*
17-1-26
感覚
-
夏川ゆう
短歌
1
17-1-24