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1.墜ちた小さな太陽
白夜には子供たちが
祭典に訪れる黄昏があったとして
平和が続く夜空に
祈りを捧げていたばかりでした
かつて遠い昔
世界大戦で投下された
広島と長崎では
人間た ....
ほんとうの自分のことを
わかってもらうことは
誰かをそっとこころのなかで
信じるということでした
あの日を
僕らが生きていること
すでに静かな風が通りすぎるように
深い森林と広い草 ....
もう部屋じゅうに
季節が終わる報せが届きます
ネットポートは再び夕空でジャックされ
きっとポケット深く携帯電話にも
微かに振動は繰り返され
むかし聴いたあの唄が
そっと鳴るでしょう
波音 ....
冷たい雨音を遮りながら
仕事帰りに紺色の雨傘は
静かに溜息をついていた
鉄道駅に着いたので
ちょうど雨傘をたたもうとして
夜空を閉じるときに
満月がみえると本当はいいのにねと
何か反実仮 ....
夜空でフラミンゴが歌いながら
右足を差し出すとき
月影は大地をそっと染めながら
ガラパゴスウミガメは
まるで天球を月が
動く速さでゆったり
未来へと歩みを確かめる
*
夢の ....
白島真さんのりゅうのあくびさんおすすめリスト
(5)
タイトル
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カテゴリ
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日付
白夜の終わりを照らすひかり
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りゅうの ...
自由詩
4*
17-8-10
そっと君から信じてもらう光景に
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りゅうの ...
自由詩
22*
17-1-25
祈り
-
りゅうの ...
自由詩
8*
16-11-16
喋る雨傘と満月
-
りゅうの ...
自由詩
11*
16-11-14
ちょうど動物園の夜空で
-
りゅうの ...
自由詩
18*
15-9-24
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