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夜空が訳もなく光っている
雨雲の無い稲妻が
わたしの罪を暗示している

人は許されることを愛だと思うだろう
優しさを寛容と取り違えるだろう
幸せを作用点にすれば
全ての不運は過程であると ....
そして一輪のガーベラが
窓から春を覗いている

巡り来る太陽が
ひとときの温もりをもたらし

今日の日の優しさが
時の水面に波紋を落とす

優れた季節が波間を漂い
あなたの踝を美し ....
ママは言った
もしも困った事があったらスターシューターにお言い。人の住んでない星をひとつ落としてくれるから。その星が流れている間に願いが叶うように祈るのさ。お祈りが終わったら、報酬の『夜の虹』は必ず ....
あなたが燃やしているそのいのちは未来から来た意思だ、透明な決意が風に吹かれて日溜まりをつくるのだ、あなたよ、あなたよ!どうか光ってくれ、アンドロメダから落ちる影を美しい歌声で掻き分けてわたしの愛する熱 .... 冬がゆらゆらと揺れる

わたしはふいに目的地を見失い
悠久のむこうに行くべきではなかったかと
そして何らかの高貴な食物を
聖なる酒を
勝ち取り持ち帰らねば
ならなかったではなかったかと
 ....
雪が降りそうな
優しい朝でした
風がよわいので
寒くはありません

あなたの手は
夢を撫でていて
もうすぐそれは
孵化しそうです

季節の眠る年輪が
わずかな光に向かってゆき
 ....
海は液体の音楽
世界の七割は

約束を守るように光る音色は
冬の真昼をあたため
水面から上がった美女が
うっとりと膝を閉じる

海は液体の音楽
世界の七割は

波から一本の木が
 ....
『嘘のひかり』

空のデニールが濃くなる
傷口のような月は黄色い
JKは皆つまらなそうだし
母親は皆物憂げ
睡眠薬の夢が覚めたら
街に溜まるしずく

夜露ってどこから来たの?
どこ ....
打ち捨てられた傘が
雨上がりに閃き

嘘になった舗道は
まだ濡れている

それらに
名前をつけないでくれ
寂しい名を



束ねてからげた未来は
生木で火も点かず

 ....
白島真さんのヤスヒロ ハルさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
罪と夜- ヤスヒロ ...自由詩1018-3-25
光の窓- ヤスヒロ ...自由詩10*18-3-2
星を撃つ- ヤスヒロ ...自由詩118-2-28
凱旋- ヤスヒロ ...自由詩218-2-28
レム- ヤスヒロ ...自由詩418-2-27
- ヤスヒロ ...自由詩9*18-2-25
音楽- ヤスヒロ ...自由詩8*18-2-21
嘘の光- ヤスヒロ ...自由詩518-2-19
卒業- ヤスヒロ ...自由詩1018-2-12

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