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糸杉の並んだ道
夏のただ中だった
一歩歩くごとに
汗は蒸発していき
肌に残されたものは
べとつくだけの塩辛さだった

暑さのあまり
蝉の声さえ途絶えた
世界には
わたしとあなたしか　.... つかれていたのかもしれません。
夏のさなかに
雪をかぶった連峰をみました
海辺を高速バスで走っているときでした
火事の中で氷を幻視するかのように
見たのです　

うたたねの山々は　....

岩満陽平さんの自由詩おすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
夏のスケッチ	- そらの珊 ...	自由詩	15*	16-9-1
あいづち	- るるりら	自由詩	14*	16-8-29

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