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余命半年の神様が背中に憑いている
あなたは上等な木の椅子を買ってきて
部屋の窓辺に置く
神様は名残惜しげにあなたの背を降りて
椅子に座り深くお辞儀する
昼間はいつも窓の外を見ていた
夜 ....
航空便をキャンセルして
レンタカーを借りた
早く帰ることになってごめんね
いいのよ。会えただけで充分。
私の方こそ仕事休めなくてごめんなさいね
12年すごした町が見えなくなるまで ....
時計の針は西を向いてる
短い夏の航海
垂直なきみに水平な私
どこにもお出かけしなかったあの夏のラブソング
好きがないから隙
やらかした。4時間以上経つのにまだドキドキ ....
月までの
長い階段を
上ってる
永遠みたいな
道のり
階段端で
休んでいると
月側から下りてきた
子供が隣に座る
何も言わずに
じっと私を見てる
腕時計を外して
....
黒い服を着て雪の上を歩く皆
葬列みたいと呟くきみ
白い息は生きてる証
サンタを待つトナカイと同じ
頭を垂れて
愛のベルを鳴らす
ショッピングセンターの特設ステージ
2ドル払って子供を ....
ヘリポートに出ると猫がいた
そこにいると危ないぞと言うと
あわてて逃げていく
空は高くて雲ひとつ見えない
洗浄機の栓を抜いて顔を洗う
管理者が椈の枝を落としている
ストレッチャ ....
好きにとどかなかった恋
今年は咲かない紫陽花
傘の下で雨宿りする雨
見えないテレパシー
あなたにとって何度目の夏?
市営プールに沈んで降水確率100%と笑う私 ....
「私もかつては人間でした」
ロボットはラピスラズリを
キャンディ紙に包み
両端をクルクルと回す
「さあどうぞ」
彼女はそれを受け取って
代わりに写真を渡す
「火星の渓谷ですか ....
裏山の湧き水でできた小さな池に
動物たちの残していった
木の実が沈んでる
私は薬罐に水を汲んで
庭でとれた渋柿を置く
いつか絵が届いたら
匂いをかいでみて
今年もここで枯れ葉 ....
ナンモナイデスさんのmizunomadokaさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
wod
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mizunomadoka
自由詩
7
22-8-26
take_off
-
mizunomadoka
自由詩
3
22-8-3
devil's_left
-
mizunomadoka
自由詩
3
22-8-2
panorama
-
mizunomadoka
自由詩
16
21-12-20
rede
-
mizunomadoka
自由詩
2
21-12-19
4.5
-
mizunomadoka
自由詩
4
21-11-30
水たまり
-
mizunomadoka
自由詩
5
20-6-18
Was_us
-
mizunomadoka
自由詩
3
20-6-13
どうぞのいす
-
mizunomadoka
自由詩
16+
19-11-12
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